百舌鳥のふとん太鼓

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大阪の秋の祭と言えば、岸和田のだんじりが有名すぎて影に隠れてしまっている感じもありますが、大阪の秋祭にはふとん太鼓もあります。

特に堺市の百舌鳥八幡宮月見祭のふとん太鼓は、いっぺんに9台、子供太鼓も合わせると18台が宮入りし壮観なお祭りです。

百舌鳥のふとん太鼓

地面を引っ張り回すだんじりと違って、百舌鳥のふとん太鼓は、肩に担いで動かします。その重量たるや、およそ2トン。50人から70人くらいの担ぎ手が支えるふとん太鼓が、神社の長い石段を、ゆさゆさ揺れながら登ったり降りたりします。

ふとん太鼓は、太鼓台の上に赤いふとんを5枚、逆の台形型に積んでいるのが特徴です。ここは神様が座るところとされていますが、実際は電線やら木の枝を避ける勇敢な係の人が法被姿で乗っております。

太鼓台には化粧をした男の子が8人乗って太鼓を叩いて歌います。乗り子と呼ばれます。ベーラベーラベラショッショイという掛け声が特徴的です。

記者が子供の頃は、乗り子になれるのは地の子だけ、昔々から先祖代々百舌鳥に住み着いている家の子だけだということでした。記者の実家も戦前から百舌鳥なのですが、古さが足りなかったようで乗り子にはなれず、子供太鼓の担ぎ手をしておりました。

高齢少子化の今ではどうなのかは知りませんが。

百舌鳥のふとん太鼓

堺は、ふとん太鼓のエリアとだんじりのエリアが混在しており、9月・10月はいろいろ見れて面白いです。(車で移動をする人は、あちこち通行止めで大変です。)

今は百舌鳥八幡が有名ですが、菅原神社、方違神社、開口神社など旧の堺エリアの神社への宮入りするふとん太鼓もあります。こちらはもともとは地車だったのが狭い紀州街道ですれ違いができず、瓦の投げ合いの争いになって死傷者がでたということで地車禁止になりました。(明治29年、堺の地車騒動)

日露戦争の勝利で地車解禁になった時に、ふとん太鼓を新調し、戦前は菅原神社に14台の宮入りという盛大な祭だったようですが、昭和20年の大空襲でほとんど燃えてしまいました。

現在は、このエリアのふとん太鼓は、タイヤをつけて引っ張っておりまして、百舌鳥のふとん太鼓に比べてやや迫力不足です。

なお、平成27年の百舌鳥月見祭は9月26日27日です。

◆ 堺のT 記



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