難波駅から北に向かって徒歩10分ほどいった通りに、モアイ像のような、アメリカのラシュモア山の大統領の彫刻のような奇妙なオブジェのある建物があります。
知らずに通りかかったらぎょっとします。これが道頓堀ホテルです。
道頓堀ホテルが開業したのは、1970年、大阪万博の年です。
正面玄関にある「四体像」は東洋人、アフリカ人、アラブ人、西洋人を表しているということで、外国人客ウェルカムなホテルとして作られました。
現在は、インバウンドと呼ばれる海外客が、お客の大半だということです。
大阪ミナミのこの辺りは、ヘンテコなものが多いので風景に馴染んでおりますが、これが堺市とか、和泉市とかにありましたら、そうとう奇妙で目立つことと思います。
ホテルの入口がわかりづらいのですが、像の両脇に小さくあります。
ラブホテルじゃなくて、れっきとした宴会もできるホテルです。
道頓堀ホテルのサービスがすごい
カテゴリーとしてはビジネスホテルになるようで、夕食のレストランはありません。しかし、夜食のラーメンとビール・ワイン飲み放題のサービスがあります。コンビニ弁当の持ち込みも歓迎。コーヒー飲み放題。
世界各国の言葉で書かれた街案内のパンフレットなども充実しており、海外の旅行者も、自国のお客には道頓堀ホテルをお勧めするらしいです。
イスラム圏からのお客様のためには、礼拝用の絨毯やメッカを指し示す磁石も用意しているということ。
シングル素泊まり7,700円からと、リーズナブル。大阪マラソンだとかイベントがあると、ホテル業界も賑わって料金を値上げするものですが、道頓堀ホテルは、一途に据え置きでした。
また、道頓堀ホテルのスタッフは、20万円までの決済権を任されているということで、おもしろイベントを開催したり、お客さんからの難しい相談を受けたりは、現場判断で対応が素早いのも、他のホテルと違っているところです。
ビジネスホテルというより、リッツ・カールトンのようなサービスですね。
道頓堀ホテル アクセス
道頓堀ホテルは、大阪地下鉄御堂筋線なんば駅の25番出口を出て、御堂筋を北向きに歩き2筋目を左に入って、120メートルです。
車の場合は近所の道頓堀駐車場が契約駐車場になっており、割引があります。
◆ 堺のT 記
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。