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- 八尾空港の見学してきました!レビュー&駐車場とアクセス
飛行機がお好きな方や空港がお好きな方が遠足で度々訪れる、大阪の穴場スポット八尾空港に行ってきました。
目次
八尾空港は大阪にある「その他の空港」です
大阪から飛行機に乗って旅行に行くなら、伊丹空港(大阪国際空港)か関西国際空港から、JALとかANAとか、格安航空会社や海外の飛行機にのることになりますけど、大阪にはもうひとつ空港があります。
それが八尾空港です。
八尾空港からは旅客機の定期便はでておりませんので、大阪人でもあまり馴染みがない空港と言えます。
東西700m、南北300mの、八尾市内の町中にあるホントに小さな空港です。
空港法では「その他の空港」という括りになるそうで、私たちが普段から利用する旅客機が発着するような伊丹空港や関西国際空港は「拠点空港」というそうです。
八尾空港に発着する飛行機は、主にプロペラ機やヘリコプターで、報道ヘリや、自衛隊のヘリ、警察、消防、自家用のセスナなどです。
プライベートジェットの利用もあるとのこと。
遊覧飛行や飛行機の免許を取るための訓練機も飛んでいて、空港の周りには航空会社が並んでいます。
もともとは、戦前に、阪神飛行学校が民間機パイロットの養成訓練のために作った滑走路だそうです。
それが陸軍の飛行場になったり、いろいろと歴史を経て今の形になっているのですね。
オスプレイの離発着訓練を受け入れるかどうかということでも一時話題になったこともありました。
15トンのオスプレイは、重量オーバーで無理!ってことでしたけど、実際に空港まで走ってみて、滑走路を見学しましたら、こりゃ無理でしょ、と感じられると思います。
八尾空港へのアクセスと駐車場の場所
八尾空港は、八尾市内の町中にあり、空港の周りには、住宅が普通に立ち並んでおりまして、町中を走っていると、唐突に空港の入り口が現れます。
空港道路に入っていきますと、レーダーみたいな建物がでてきます。
それを通りすぎて、ずーっと奥まで行くと、舗装していない広場が見えてきます。
そちらが駐車場です。
駐車場の料金について
八尾空港の駐車場料金は無料で駐め放題です。
アクセスはクルマが便利だと思います。
車で行かない場合のアクセス方法
公共交通機関を使うなら近鉄バスの「八尾空港前」になります。
八尾空港に見学へ行ったレビュー
八尾空港には、とくに展望台や望遠鏡などはありませんが、金網越しに、滑走路が一望できます。
だだっ広い空き地、というかんじです。
金網の内側は管制塔と駐機場と滑走路ですので、関係者以外ははいれません。
見物人のためのレストランとか売店もありませんので、よっぽど飛行機好きでもなければ、たいして楽しいところでもないですね。
空港道路から滑走路を挟んだ反対側は、町工場や住宅になっています。
そのへんのコンビニにクルマを駐めて、珈琲でも買って歩いて行けば空港の端っこに行けます。
端っこは自転車用の通路になっていて、こちらは低い柵しかありませんので、駐車場側より、飛行機がよく見えます。
金網がないので、写真を撮るのにも良いポイントです。
日の入りの頃に行くと、夕日が美しいです。
いろいろな飛行機やヘリコプターが、わりと頻繁に飛んで来るので、あきずに長時間過ごせます。(コンビニにクルマを駐めっぱなしにするのはやめましょう。)
八尾空港のヘリコプターにしても飛行機にしても、小さいものばかりで、音もそんなにびっくりするような騒音はありませんでした。
こんなところに、バカでっかいオスプレイの大群が飛んできたら、近隣の人はそれはたまったもんじゃないだろうなと、感じたのでした。
八尾空港にゼロ戦が着陸
八尾空港にゼロ戦が飛んできました!(2017年11月17日)
零式艦上戦闘機二二型というゼロ戦でして、これは「零戦里帰りプロジェクト」の活動だそうです。
1970年代にパプアニューギニアで、撃墜されたゼロ戦が発見され、修理されたものということです。
八尾空港には、38年前の1979年1月15日にも戦没者慰霊のためのゼロ戦里帰り飛行があったとのことで、二度目の飛来。ただしこの時のゼロ戦は、サイパン島アスリート飛行場が占領されたときに無傷で捕獲されたものとのことでした。
記者は昔、松本零士の「ザ・コクピット」を愛読しておりまして、ゼロ戦ほか、当時の戦闘機には大変思い入れがあります。
若くして散っていったパイロットの愛国心とか、希望とか、無念とか、悲しみとか、いろいろこもっているように思えますね。
里帰りプロジェクトは、機体の維持費が捻出できず、ゼロ戦の売却を考えておられるようですので、歴史の遺産を後世に残し平和を祈るという理念に共感できるお金持ちの方、ぜひ、ゼロ戦を購入して、プロジェクト継続をよろしくお願いします。
ちなみに、記者は飛行機の免許は持っておりませんけど、どうしても操縦してみたくて、観光旅行で行ったサイパンで、セスナの体験飛行をさせてもらったことがあります。(150ドルだった)
横についてもらった教官が、かつて、ゼロファイターとのドッグファイトを経験したというアメリカ人のおじいちゃんでして、いろいろ複雑な気分でありました。(いい人でしたけど。)
(2017年11月20日加筆)
◆堺のT記
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