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堺東の銀座通り商店街
堺の中心地、堺東の堺銀座商店街です。
ディープ大阪編集長より、商店街を取材せよ!というミッションが出まして、とりあえず、記者Tの地元、堺より。
銀座といえば、東京の高級飲み屋街というふうに思われるかもしれませんが、実は堺が始まりです。
ものの始まりなんでも堺、ということわざがありますけれど、銀座もそうなのですね。
銀座とはもともとは貨幣の鋳造、銀地金の買売を担った場所のことで、豊臣秀吉が銀貨の統一のために堺、京都の銀吹屋を集め大坂に常是座(じょうぜざ)を設けたことが始まりとのことです。
徳川の時代になって、駿府、京都、江戸、長崎と銀座を増やしていったようですね。
堺で一番の繁華街
銀座通りは、現在では銀貨を作ったりはしておりません。
ショッピングと飲み屋街になっております。
銀座通り商店街は、旧堺のメインストリート、「大小路通り」に面しており、堺市役所や裁判所が向かい側にあります。高級デパートの高島屋もにも隣接しております。
商店街というと、一本のアーケード通りがあって、その両側にお店があるところが多いように思いますが、堺の銀座はタテ・ヨコに碁盤状に通りがありまして、わりと広いエリアになっております。
まさに、商店の街ですね。
ファッション&グルメの街、と書いてあるように、衣料品や飲食店が中心です。
飲食店と言っても、立ち飲み屋が多いですけど。
こちらは、高島屋側からの入り口。
オフィスビルが多いエリアです。ずーっと真っ直ぐ進むと、風俗ビルもあります。
入口の上に建っている人形は、南蛮人でありましょう。
和民とかマクドナルドなどのチェーン店があるかと思えば、古い個人商店もたくさん入っております。
狭い通りに魚屋があったり、隙間みたいなところに合鍵屋とか立ち飲み屋があったり。懐かしの昭和の薫りがいたるところでしております。
記者が子供の頃は、よく傷痍軍人が寄付金を募っておりました。
立ち飲み屋はおおむね真っ昼間から営業しています。
堺東銀座商店街はコブクロ出身の地
夜になると、アーケードの下では、ストリートミュージシャンがギターを弾いたりしています。
コブクロの二人がここで知り合ってメジャーになったというのは有名な話です。
記者も昔、友人と二人で商店街ライブをやっていたことがありました。おまわりさんに注意されたり、酔っぱらいに「ここで練習すんな!」と怒られたり、中国マッサージの客引きのお姉さんに缶コーヒーを恵んでもらったりしたものでした。
人情味あふれる商店街と言えましょう。
むかしは成人映画館があったり、仏壇屋の隣にアダルトショップがあったりして、なかなか混沌として栄えていましたが、このごろは寂れた感じがあって、シャッターが閉まったままのお店もありますね。
私も居酒屋にはよく入りますが、お買い物するのに商店街に来ることはすっかりなくなってしまいました。
近所のスーパーか通販で間に合わしてしまうんですよねえ。いつまでも情緒ある商店街が続いてほしいものです。
写真で見る堺銀座商店街
自動販売機とお地蔵さんが並ぶシュールな光景。
お地蔵さんはあちらこちらにあります。
電話ボックスと、駐輪場精算機との共通点は、小銭を入れることです。
歩きタバコは罰金です。
駐車場は安いです。商店街の端っこの方にいくごとに、どんどん安くなります。
空気は無料です。
ドリームジャンボ1億円当たったらしいです。
お店の人って、販売した番号を控えているのかな。
今となっては希少な、おばあちゃんのいるタバコ屋さん。
ゲームセンターには昔ながらの麻雀ゲーム。
癒やしスポットその1
癒やしスポットその2
かに道楽のでっかい看板は、動きます。
子供の頃は、夜になると壁から降りてきて、そこらじゅうを歩き回ると信じておりました。
けとばし屋は馬肉専門
本当のチャンピオンが在籍されています。
酒屋か古本屋かはっきりして欲しいところ。
こちらの看板は今はなき堺の酒造メーカー金露。
昔の堺は酒造りが盛んだったそうです。
こちらは堺で一番古い文房具屋さんのキシダさん。
先代の社長は堺の生き字引でした。
ここだけ新世界なかんじ。
ここだけ九州なかんじ。
ここだけタイなかんじ。
働く佐川男子
レンタルサイクルもあります。
自衛隊にも入れます。
◆ 堺のT 記
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