イカ焼きもメジャーになって、もはやディープでも無いかもしれませんが、大阪名物の一つ「阪神百貨店のいか焼き」を紹介します。
目次
大阪名物 阪神百貨店の名物イカ焼き
イカ焼きと言えば「阪神のイカ焼き」と呼ばれるぐらい、今も昔も阪神百貨店の名物です。
販売は1957年にスタート、今年(2020年)で63年を迎え、一癖も二癖もある大阪人の中でもソウルフードとしてあげる者も多い人気のファーストフードです。
大阪と言えば、ご存知、粉もん文化。大阪の粉もん文化の三本の柱、「お好み焼き」「たこ焼き」、そして、もう一つがこの「イカ焼き」です。
イカ焼きといえば、他府県へ行くとイカを丸のまま焼いてある姿焼きを想像する方が多いそうですが、大阪のイカ焼きは違います。
出汁とメリケン粉(小麦粉)に1センチ程度にカットをしたイカのげそを練り合わせた物を、上下200℃にも熱してある熱々の鉄板で挟んで一気に焼き上げます。
焼きあがったイカ焼きには、昔はソースだけだった気がしますが、最近はポン酢なども選ぶことが出来ます。
うまい早い安いの3拍子がイカ焼きの魅力
阪神百貨店のイカ焼きの凄い所は色々ありますが、味は当然として、一日の販売枚数です。平均売上は8000枚で、多い日には1万枚を売り上げる日もあるのだとか。
常に行列ができていますが、回転が早いのもこの阪神のイカ焼きで、この日もも20人ほどの行列でしたが、10分程度で購入をすることができました。
店員さんも手慣れたもんで、テキパキ作ってレジを打つという流れがスムーズな点は流石イカ焼きの老舗、その場で食べるのはもちろんですが、お土産で20枚や30枚買って帰る人もいる見たいですが、それでもあっという間に行列は終わってしまいます。
イカ焼きにあまり馴染みのない他府県の方も、大阪に来たら是非にとおすすめしたい名物の一つです。
阪神イカ焼きのメニューと値段
イカ焼きにはいくつかのメニューがあります。
定番のシンプルなイカ焼きから、卵が入ったデラバンなどありますので好みの味を注文しましょう。
・いか焼き:152円(税込)
・デラバン:206円(税込)
・和風デラ:216円(税込)
・ネギいか焼き:162円(税込)
・阪神タイガース応援セット:988円(税込)
ちなみに、一番シンプルなイカ焼きの値段は152円ですが、これは創業した当初の阪神電車の初乗り運賃140円(税抜き価格)を今も維持しているとのことです。
まずは定番のイカ焼きを食べて欲しいですが、デラバンもありなので2枚購入がおすすめです。カロリーも高くないのがうれしいポイントですね。
味付けはシンプルにソースですが、デラポンだけはポン酢味となっています。
ただし、こちらは土日など混雑する時期は発売をしませんのでご注意を。
お持ち帰りもできる?冷凍もある?
もちろんこのイカ焼きはお持ち帰りをすることもできます。
いか焼の行列にならんでお持ち帰りと伝えれば、袋に包んで渡してくれます。
また遠方の場合は冷凍もあります。
冷凍は販売をされている枚数などが決まっていますが、クール便で送ることも可能です。
子連れもOK?イカ焼きはフードコートで食べられる
イカ焼きですがお持ち帰り、もしくはその場で食べることになります。
イカ焼きは阪神百貨店の地下1Fのスナックパークにあります。
スナックパークはイカ焼き以外にも大阪の色んな名物が味わえるフードコートで、お寿司や焼き肉丼、元祖ちょぼ焼き、御座候、お好み焼きの道頓堀赤鬼、とり天うどんてんぼう、中華そばのカドヤ食堂などが味わえます。
テーブルに座って食べることはできず、立ち食いになりますが、私がイカ焼きを食べた日も幼児や小学生くらいの子供達がたくさん食べていました。数は少ないですが、背の低いテーブルも用意されていますね。
ベビーカーを入れたくでも非常に混雑をしている時は、少し食べにくいかもしれません。交代で抱っこをして食べる、持ち帰りにするなど混雑具合によって検討をしたほうが良いと思います。
店舗内は禁煙なので、たばこを普段から吸わない方も安心をしてください。
行列必至 阪神名物イカ焼きのアクセス
大阪梅田に行けば、阪神百貨店はすぐに判るかと思います。
当たり前ですが、阪神電車の目の前に百貨店がありますので、阪神電車を目指しても大丈夫、万が一迷っても尋ねれば一発で分かります。
阪神百貨店の地下一階、スナックパークの看板を目指します。
〒530-8224
大阪市北区梅田1丁目13番13号
TEL06-6345-1201
営業時間は阪神百貨店の営業時間と同じとなるため10:00~20:00までとなります。
私も今回、数年ぶりに阪神百貨店のいか焼きをたべました。
久しぶりの来訪でしたが、百貨店の改装に伴って、スナックパークできれいな店舗に生まれ変わっても味は変わっていなかった点はうれしかったです。
やっぱりイカ焼きは、無性に食べたくなる大阪の粉もん文化を支えているソウルフードですね。
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