大阪のカヌレといえばカヌレ堂 CANELE du JAPON【絶対外さないプチギフト】
- 2020/2/15
- スイーツ
- カヌレ堂, CANELE du JAPON
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「今までもらったお菓子の中で一番素敵で嬉しかった。」
以前、お世話になっている人からそう言われ、そうだ、またあの人の為に買っていこうとお店へと足を運びました。
人通りも車通りも多くない、JR難波駅にほど近いなにわ筋沿いの歩道に、休日ともなれば、必ず行列が出来ている、、、それがカヌレ堂 CANELE du JAPONです。
目次
行列が出来る 小さなカヌレ屋さん
行列の先は、人1人がやっと入れるほどの小さなお店。かわいいのれんには、カヌレのイラストが。一人出て行っては、一人入っていく、なんとも不思議な光景です。
中で食べられるわけではないので、4.5人ほど並んでいても10分もあれば順番は回ってきます。
私が行った日は日曜日、開店時間すぐの10時過ぎ。やはり4~5人並んでいたので、他に用事があったこともあり、帰りに寄ろうと一度通り過ぎて、帰り道の11時半頃は、ラッキーなことに行列は無くなっていました。
回転が早いので多少並んでいてもすぐに解消されるのが良いところ。
クラシカルな引き戸を開いて、一歩入ったら、目の前はすぐに壁と店員のおねえさん。
広さは、日本の平均的なお風呂場くらいしかありません(平均がどのくらいか知らんけど)
目の前すぐにレトロなガラスケース。中には、キラキラした一口サイズの小さなカヌレたち。まるで昭和の宝石売り場です。
見ているだけでもワクワクしてくるような、おしゃれなディスプレイ。
ガラスケースの横には小さなカヌレがぎっしり詰まった箱が積み重なっており、店内にたちこめる甘く香ばしい香りがたまりません。
そもそもカヌレって何?
カヌレはフランス発祥のお菓子で、ミニカップケーキ、マドレーヌを逆にしたみたいな形をしています。
ケーキやマドレーヌと違うのは、皮がカリっと固いところ。
一見すると、まるで焦げすぎちゃったみたいなビジュアルです。でも中身は、ふんわり・じゅわっと・しっとりしてるんです。
カヌレって90年代に1度ブームがあったらしく、数年前に2度目の小さなブームがあったので、今はパン屋さんとか、わりと一般的なお店でも見かけるようになったんですが
「それ、カヌレと違う!」みたいなものも多くて。ほんとサイズはカップケーキサイズだったり全然カリっとしてなかったり。
いやいや、お前はカヌレの何を知ってるねん?
と言われたら、すいませんとしか言えないんですが、私にとってはカヌレ堂さんのカヌレがすっかり標準になってしまったので、大きいカヌレを食べると逆に蛇足というか、こんなおんなじ味いっぱいいらんねん、ってなってしまうんですよね。わかります???
まあ、わからなかったら食べに行ってください。ほんとに。他のカヌレが要らなくなるから。
カヌレ堂のメニューとお値段
カヌレ堂さんのカヌレは本当に小さくて、親指と人差し指ではさんで、男の人ならポイっと一口で食べられてしまえるサイズです。
私なら2口、子どもなら3口かな。
ハッキリ言って、小腹は満たせません。でも、そもそもそういう目的で食べるものではありません。
その一口が本当に美味しい。じゅわっと、美味しさが口の中に広がって、不思議と小さいのに満足感があるんです。
カヌレのお値段は一個120円から180円程度。新作がその月にふたつ。あとは定番品で、定ものが少しお高くなるケースが多いです。
いろんなお味があるのでそれぞれに良さが違うんですが、なんというか、全体的に甘すぎず、味が濃すぎず、素材の香りや本来のうまみをお菓子としてうまく引き出している感じ。
・しろ 120円 シンプルなお味。カヌレの本来の味を楽しみたい方に。これだけでも十分美味しい。
・あんず 150円 しろにあんずジャムを足した感じ、ベーシックなおいしさ。
・ほうじ茶 140円 香ばしいほうじ茶の香りがします。ちょっとだけ苦みが加えてあります。
・黒糖くるみ 140円 しっかりとした黒糖の甘さにくるみの触感がアクセント。
・抹茶あんこ 140円 抹茶風味とあんこのハーモニーはやっぱりベストマッチ★
・珈琲 150円 少しビターなコーヒーの香り。大人はコレでしょ。
この記事を書いている2月は、それに加えて、限定メニューのホワイトチョコとラムレーズン、ショコラ五の実、いずれも170円。
ホワイトチョコとラムレーズンは、個人的にはめちゃくちゃ好きです。
普段のカヌレ堂さんのカヌレっぽくなく、ラムレーズンがすごく効いてるんだけど、元の生地のお味にもきっちり合わせてるっていうか。
食べ終わったときの満足感がすごい。やられた~って感じ。
ショコラ五の実は、「実」っていうから、くるみとかゴマなのかと思いきや、クランベリーやブルーベリー、アプリコットといった、ベリー系のドライフルーツがこれでもかと上に乗っていて、とってもフルーティーで思いのほか果実の甘みを感じました。
そして生地は2月らしく、ショコラ生地。これまた美味しい。カヌレでチョコ気分♪
でも個人的にはラムレーズンに軍配が上がったかな~、ちょっと美味しすぎました。
プレゼントには断然箱入のセット
カヌレ堂さんでは、好きなカヌレを一個から好きな数だけ購入できます。
箱入りは8個と12個と16個と24個。
プレゼントならやはりおさまりが良い箱入りがベター、全種類入った8個は1180円です。
箱入りにしても、箱代は入らずお値段そのままなのが嬉しいですね。
プチギフトとしては少しお高いけど、気を遣わせないギリギリのお値段で、全部をまんべんなく味わえるので最もおすすめです。
12個で1800円、16個になると2360円、すべてが2個ずつ楽しめます。
最大サイズは24個で3540円、すべてが3個ずつ入ってます。
パッケージはナチュラルなクラフト箱に、同じくクラフト紙のなんてことない紙袋に、シンプルなショップカード。
この飾らなさが逆におしゃれですね。
箱を開けると、カヌレの説明カードがあって、それがまたかわいらしい。オイルペーパーで包まれて、カヌレが見えないのがまた良い!
焦らされてカヌレを目にした時の、綺麗さ、かわいさに感動します、やっぱりお菓子は、見た目もかなり大事ですよね。
カヌレ堂は予約もできます
カヌレ堂のカヌレは、その日の分がなくなり次第、販売終了で閉店してしまいます。
閉店こそしていなくても、はるばる来店したのに、お目当てが売り切れ・・・なんて悲しすぎます。
そんなことにならないように、今日はカヌレカヌレ堂と決めている時などは、事前に電話で予約しておくと用意しておいてくれます。
お急ぎの時も、予約しておけば、お金を払うだけですぐ受け取れますよ。ただし、もし誰かが先に並んでいたら予約であろうと順番待ちはしないといけません。
ですが、前の人で売り切れちゃったら、、、なんて心配は無用になりますので、遅めの時間の来店予定のときはぜひ予約も活用してみてください。
賞味期限が早い
カヌレ堂のカヌレの賞味期限は買った次の日まで。生菓子っていう見た目じゃないので、意外に短い賞味期限に驚きました。
プレゼントの際には、明日までに食べてねと伝えるのをお忘れなく。
ま、食べ始めたらあっという間に食べれちゃうので、食べられずに残るなんてことないと思いますけどね!
カヌレ堂への行き方
少し辺鄙なところにあるので、初めは戸惑うかもしれません。周辺の地理に詳しくない方は、まずJR難波駅、OCATから、千日前通りぞいをまっすぐ西へ。
なにわ筋の交差点まで着いたら、交差点を渡らずに左へ曲がります。そのまま真っすぐ南へ進むと、150mほどのところにありますよ。
定休日は水曜日。営業時間は10時から19時ですが、売り切れると早めに閉店してしまうので、お早めにどうぞ。
CANELE du JAPON
カヌレ堂 CANELE du JAPON
556-0022
大阪市浪速区桜川1-6-24
公式サイト >>> http://canele.jp/
女同士の気を遣わせないちょこっとプレゼントにぴったり
お世辞抜きで、今までもらった中で一番嬉しかった、なんて、そうそう言われないセリフだと思うんです。
私も生きてきてはじめてもらった言葉で、とても嬉しく印象に残りました。
自分の株も上げ、さらに相手の気持ちも上げ、お財布もそう痛まない。こんなギフト、なかなかナイです。
女同士って、何かとプレゼントを贈り合う習性があって、あ、この間もらったからお返し・・・っていう時に気の利いたものがなかなか思い浮かばないものです。
あまりにお高いものだと気を遣わせるし、だからってしょーもないものをあげるわけにもいかない。
そんなときに、このカヌレ堂のカヌレ、8個1180円はかなり優秀。
・綺麗
・かわいい
・おしゃれ
・美味しい
・気が利いてる
・センスが良い
・ちいさい
・プチプラ
ご予算がないときには、袋入りで6個とか、4個とかでもいいと思うんですけど、でもやっぱり8個の箱を開けたときの、見た目の美しさ、わーーー!っていう感動は、袋入りとは違うと思うんですよね~
より喜んで貰いたいときは、ぜひ8個で。次のプチギフトは、これでキマリです!
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