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- 大阪の羽曳野が発祥 かすうどんのはびきのかすうどん
大阪のかすうどん。
今ではちょっとした大阪グルメとして浸透してきていました。
そのルーツを辿ると、『大阪の羽曳野市で昔から庶民の味として親しまれてきた郷土料理の饂飩』なのはご存知でしたか?
他府県から大阪に遊びに来る友人知人たちのほとんどは、かすうどんの「かす」って「天かすのこと?」というのがセオリー的な質問なんですが、実はこの「かす」というのは「牛の油かす」と言われ、牛の小腸を油でカリッカリに揚げたものなんです。
目次
かすうどんがおいしいお店と愛される理由
女性にも絶大な人気のかすうどんは、「どうして人気があるのか?」知ってますか?
実はかすうどんの「かす」は“?コラーゲンの塊 ” なんです!
小腸を素揚げをすることによって、余計な脂分や灰汁(アク)が抜き出て、肉の旨みと女性の美容に欠かせないコラーゲンがぎゅ~っと凝縮されていきます。
その「かす」は、女性の大好きなフレーズ【 高たんぱく・低脂肪・コラーゲンたっぷり】のとっても美味しい饂飩の具材となるわけです。
ローカルだけどおいしい!はびきのかすうどん
ちょっと席を外している間に、一緒に行った子供たちにつまみ食いをされてしまいました・・・。
羽曳野発祥のかすうどんではありますが、じつは羽曳野市ではディープな家庭の味なため食べられるお店が多くありません。
今回取材に行ったのは藤井寺駅近くにある「はびきのかすうどん」です。(アクセス情報は下記に)
L字カウンターの地域密着型の小さなお店なので、収容人数は多くありませんが、ローカル感がいい雰囲気を出していて僕は好きなタイプのお店です。
はびきのうどんのメニューと営業時間
かすうどん屋さんなのですが、店舗前にパチンコ店があったりするので、1杯飲み用のメニューも豊富です。
ここでは、かすうどんについて書いているので、それに沿ったメニューを掲載しておきます。
- かす かまあげ
- かす かまたま
- かすうどん(トッピング各種)
- かすざるうどん
とにかく、うどんにはどれでも「かす」が入ります。なんでも合うのがいいですね。
かすうどんは、関西のうどんだしと油かすがいい感じにお互いの旨みを引き出して、ネギやとろろ昆布がトッピングされることで、大阪かすうどんが完成します。
かすうどんをベースに、お好みで「かす大盛り」や「きつね揚げ」や「たまご」etc.
好きにトッピングしながらおいしさを味わうことができるのです。
おすすめメニュー かまたま丼
そして、このお店に行ったら食べてもらいたいのが、こちらの丼です。
この丼ぶりは、かまたま丼だったかな?名前をド忘れてしまったんですが、かなり衝撃的においしいです。
(商品名を忘れたのでこの写真を見せてみてください。)
かすうどん食べた後でも完食できたくらいパクパクいけるおいしさです。
食べ方としては、ざっくり混ぜて半分くらい食べたら、油かすの旨みが溶け出したスープをかけてスープ茶漬けの要領でサラサラっと食べます。
お酒の後に食べるとまたこれが最高に旨かったりします。
何ならこれを目当てに行くこともあったりします。笑
営業時間は、ランチタイム11:00?15:00まで。
ディナータイムは、18:00?3:00までやっています。
地域密着型とはいえ、夜中というか明け方の3時まで営業しているとは!
はびきのうどん藤井寺へのアクセス
はびきのうどん藤井寺店の住所
大阪府藤井寺市岡1丁目16?25 ↓ここです。
はびきのうどん道の駅しらとりの郷へのアクセス
「はびきのうどん」さんは、羽曳野市の【道の駅 しらとりの郷】にも出店していますので車で移動される方はそちらの利用が便利だと思います。
かすうどん 加寿屋もおいしい
かすうどんというと、ほとんどの方が「かすうどん加寿屋」さんで多店舗をイメージすると思いますが、僕の若かりし頃の加寿屋は藤井寺の沢田1店舗だけでした。
それが今ではチェーン展開を経て今の多店舗経営FCへとなったようです。
加寿屋さんもおいしいので、かすうどんを近隣で食べたいのあれば、かすうどん「加寿屋」さんでいいと思います。
これに関しては、おいおい取材に行こうと思います。
◆ Kニー 記
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