堺市は北の端っこ、大阪市との境にある大和川沿いに、イオンモールができました。
堺にも大きなショッピングモールはたくさんありますが、こちらもまた相当広いです。東京ドームの2倍、甲子園球場の2.6倍の広さだそうです。
記者がよく行くイトーヨーカドーアリオ鳳の2倍の規模だそうですね。アリオ鳳ができた時もその大きさに驚きましたが、こちらはさらにでっかい!
イオンモール堺鉄砲町へのアクセス
車で行くと、場内が広すぎて、ぐるぐるぐるぐる、迷路みたいに走り回ることになります。
駐車場は2600台分あるということですが、混雑時は立体駐車場に車を駐めてお店にたどり着くまでに相当時間がかかると思います。
公共交通機関でのご利用がおすすめです。南海本線七道駅直結で、駅もきれいになっております。
七道駅なんてローカルな駅は、地元の記者も利用したことがなかったのですが、これからは大いに賑わうことでしょう。
お店はまだ全部みてまわってはおりませんが、自転車屋さんなどでもけっこう充実したお店が入ってました。
グルメコーナーもかなり期待できます。映画館はないようです。
イオンモール堺鉄砲町 赤レンガ館
かつて、このあたりは工業地帯でして、イオンモールができる前は、フジフイルムの工場とダイセルの工場が向かい合わせにありました。
フジフイルムはもともとダイセルの前身の大日本セルロイドのフィルム事業部が独立してできた会社です。
今やフイルム事業はすっかり縮小して、すっかり化粧品メーカーですね。(記者はフジフイルムファンなので、取材の写真はほぼフジフイルムのカメラで撮影しております。)
ダイセルというのは、化学製品のメーカーです。堺工場の歴史は古く、明治41年創業です。(当時は堺セルロイド株式会社)
私が中学生の頃(昭和57年)、爆発事故がありまして、5kmほどはなれた我が家の窓ガラスが、ビリビリ振動したことをいまだに覚えております。
平成19年に阪神高速大和川線が通るということで、ダイセルは移転してしまい、明治時代のレンガ造りの工場跡だけが取り残されて放置されておりました。
高速道路ができる前にショッピングモールができたという流れです。
レンガ造りの建物も、撤去されたのかな、もったいないことだ、と思っておりましたら、うれしいことに残っておりました!
なんと、イタリアンレストランとして使われています。
昔風のハリボテの建物ではなくて、本物のレンガ造りの赤レンガ館、ぜひ明治の雰囲気を味わってみたいと思います。
◆ 堺のT 記
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