屋外広告のキャラクター
幼稚園児の娘と散歩中に、ふと空を見上げ、見つけてしまいました。
「あっ、スパイダーマンだー!」
、、、と叫んだのはもちろん父である記者です。
郊外にあり、病院やマンションなどそんなに高層でもない建物が多い地域ですが、大きい道路に面しているのでわりと目立っていました。
ドロボーなら、すぐ見つかって通報されますが、スパイダーマンは目立ってなんぼ。
これを見逃すような人は、よっぽど心に余裕のない人でしょう。
ビルの谷間を、ジャンプ!
おっ、見つかった! なんか睨んでる…
実はこれ、スパイダーマンが自由自在に動き回っているのではなくて、3体の人形が設置されているんですよね。遊び心満載です。
このスパイダーマンがよじ登っているのは、どうも広告会社か何かの社屋のようです。屋外広告というものでしょう。
キャラクター使用料にいくら払っているのかな、なんてつい考えてしまうのは、心の曇った大人の性(さが)ですね。
屋外広告物と景観条例
スパイダーマンはJR阪和線上野芝駅下車、南側出口から泉北1号線に出て泉北方面に徒歩5分くらいのところにおります。
ところで、百舌鳥羽曳野古墳群を世界遺産にしようともくろんでいる堺市には、堺市景観条例というものがあります。
古代からの歴史ある堺の景観を守るため、ド派手な看板や建築物は規制されております。
かつては経済成長を目指していた頃は、古墳を片っ端から潰して埋め立て住宅地にしたり、白砂青松の美しい浜辺を工場とコンクリートの岸壁にしてしまった堺市ですが、いまさらながら美しい日本を守るため頑張っております。
さて、このスパイダーマンは、条例に照らして存在が認められるのか?
と調べましたところ、禁止区域と許可区域、特別地区が複雑に入り組んでおりまして、スパイダーマンはギリギリセーフだったようです。
よかったよかった。
スパイダーマンを見られる場合は、こちらにどうぞ。
経済的余裕のある方は、大阪市此花区にあるユニバーサルスタジオジャパンで、アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3Dを見に行ったほうが楽しめると思います。
◆堺のT 記
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