中津の行きつけの店で一杯飲んで、良い気分で歩いていたら、ローソンの前にて「元萩之橋」という石碑をが目に入りました。
このローソン、以前は確かパン屋だったな?ぐらいの記憶しか無く、石碑がここにあったのかどうか?も定かでは無かったものの、何故か惹かれる様に、とにかくiPhoneで一枚ぽちっと写真を撮りました。
帰宅してから元萩之橋の石碑について調べて見たところ、、、
能勢街道の萩之橋
なんでも、ここは能勢街道といって、名前の通り、能勢の山地からは農産物や炭や薪、池田からはお酒や植木が運ばれた、大阪と能勢方面をつなぐ物流街道のスタート地点だったことが判りました。
中津を起点に中国街道と能勢街道がスタートしたという、由緒ある場所であったことが分かりました。
さて萩之橋は一体?と言う話なんですが、その名前の通り、昔は街道を横切る水路に架かっていた橋で、萩の寺として有名な東光院の山門の前にありました。萩の寺の前に架かった橋だから萩之橋ですね、納得。
東光院は「南の四天王寺、北の東光院」と称された創建1200年以上の歴史を持つ格式ある古刹で、大正3年に豊中市の曽根に移るまではこの地にあったという新たな発見がありました。
立ち止まって撮った、一枚の写真からの縁を感じるのが、実は先日、ディープ大阪な仲間と連れ立って、阪急沿線七福神のお詣りで訪れたのが曽根の静かな住宅地の中にあるこの東光院だったのです。
中津のこの地に萩の花が咲いていたのかと想像するだけでも嬉しい話で、また近々、不思議な縁を感じる東光院へお参りに行こうと思っています。
元萩之橋の石碑の場所
石碑は中津の大淀警察の北側のローソンの前、中津1-11-11にあります。見かける事があれば、是非、かってのこの地の事を思い出して見てください。
大阪メトロの中津駅から直ぐ、界隈には美味しく楽しい飲食店も沢山ある穴場的な地域で、梅田からも歩いて行けなくは無い距離です。
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