お正月用に買ってきた門松を玄関先に飾っておりますが、さて、いつしまうのでしょう?
まだまだお花が元気なもので、カラカラに干からびて枯れて散るまで飾っておきたい気はします。高かったし。
しかし、門松は、いつまでも飾っていていいものではなくて、出す時期しまう時期があります。
そもそも門松ってなんでしょうか?
「門松は冥土の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし」と詠んだのは、一休和尚です。
一つ年をとるというのは、人生の終わりに近づくんだ、めでたいようなめでたくもないような、となんだか斜に構えた見方ですけど、本来は門松はお正月にやってくる神様、歳神様を迎えるための目印なのだそうです。
歳神様はなんでやってくるのかというと、新たな年の家族の健康や五穀豊穣をもたらしてくれるためなので、やっぱりめでたいのです。
神様はお正月にやってくるので、門松の準備は、そのちょっと前、あまりに直前の大晦日や晦日(三十日)でバタバタするのは神様に失礼ということで、28日に。29日は9が苦に通じるので、避けられます。
ちなみに、お正月の準備には9が付く日を避けるのがお餅つきなど沢山あります。
そして、いつまで飾るのか?という話です。
1月7日の松の内までというのが一般的のようです。地域によっては、とんど焼きのある1月15日の小正月までを松の内としており、二十日正月までというところもあります。
大阪はとんど焼きがありますので、小正月までというのが多いようですね。門松の処分はとんど焼きで焚き上げてもらうのがよいでしょう。
とんど焼きに出せなかった場合は、ゴミとして処分することになりますが、塩で清めて紙に包んで処分するのが良いようです。
◆ 堺のT 記
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