大阪市営地下鉄のトイレはここ数年ですごくきれいになりました。
以前は、暗くて汚くて臭かったので、ズボンを下ろしたりカバンをかけたり息をするのもためらわれたのですけど、今は明るく綺麗でいい匂いで、中で弁当を食っている人もいるそうで。
男子トイレにも、赤ちゃんを乗っける台や子供用の補助便座もあって、イクメン男子も安心です。
トイレの前には「ようおこし」、とフレンドリーな案内板があり、特に便意を催してなくても入りたくなりますね。
この変化は、どうやら橋下市長が、地下鉄を民営化しようという動きの中での変化のようで、サービスも良くなり経営も黒字化で、いいことづくめですね。
ホームドアの設置によりプラットホームも安全になっていってますし、大阪市に納税していない堺市民の記者もたいへん感謝しております。売店もファミマになって品数も増え便利になりました。
大阪市営地下鉄の民営化に反対する人(公立の先生とか)の声も聞くことがありまして、黒字なのに売却なんてとんでもない、っていうんですけど、民営化を意識したから黒字になったんですよね。
それに、儲かってる企業からは税金をとれるんだから、税収が減るという意見もなんだかおかしいです。職員の給与も民間に合わせて適正化されるでしょうし。
記者の父親も公務員でしたので悪く言いたくはないんですが、やっぱり筋金入りの公務員って経営を語れないと思います。スミマセン。大阪市営地下鉄は、黒字化で資産価値が上がりすぎて、買収できる民間企業がなくなったという皮肉な話も聞きます。
JRあたりと一緒になったらいいんじゃないでしょうか。JRのホームも安全になってほしいです。小さな子供のいるパパとしては。
東京オリンピックがらみの騒動(国立競技場とかロゴマークとか)でも再認識しましたが、官主導のビッグビジネスはだいたいハズレですね。ビジネスは公益の意識ある民間の商売人がやるべきだなあ、と思うのです。
◆ 堺のT 記
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