梅田駅から、ほど近い地上の商店街が、阪急東通商店街です。
阪急東中通商店街・阪急東中央商店街・パークアベニュー堂山商店街がつながっています。
駅の下にはホワイティ梅田という巨大な地下街が広がっておりまして、それも商店街みたいなものですが、地上の商店街はもっと雑多で喧騒なかんじです。
地上は、商店街というより、飲み屋街、歓楽街という感じですね。
阪急東通商店街へのアクセス
阪急梅田駅より、HEP NAVIO方面へいけば、富国生命ビルがありまして、その北側から入れば、そこが阪急東通商店街です。
早朝の阪急東通商店街
遅くまで飲んで騒いでカプセルホテル大東洋から朝帰りとなりまして、駅まで商店街を通り抜けてみました。
朝早い時間の商店街は、まだ開店していないお店がほとんどで、夜の賑わいとはまた違った印象を受けます。
お店の呼び込みやパチンコ屋の騒々しい音もなく、静かです。
ミニスカートの女の子も立っておりません。
夜は、行けども行けども商店街、という印象なんですが、朝の人通りの少ない商店街は、アーケードがある、ただの通路です。
このあたりの商店街は、居酒屋さんなどにまじって、風俗店が多い通りです。
無料案内所や、パンチラ喫茶などの看板がたくさんありますね。
夜は、ネオンピカピカで楽しい雰囲気ですが、早朝は、なんだかさっぱりしております。
夜に見れば欲望ギラギラの看板たちも、二日酔いの回りきらない脳みそでとらえた早朝の光景は、なんだかとっても自己嫌悪感を誘います。
シャッターのあいだを歩いていると、夏草や兵どもが夢の跡、という芭蕉の句が頭によぎったりするんですけど、夜になるとまた、分け入っても分け入っても青い山、とばかりに欲望と快楽が渦巻くディープな大阪の街になるのだな、と感慨深くあるのでした。
◆ 堺のT 記
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