大阪ではお馴染みなお菓子だという感のあるのが「満月ポン」です。
まん丸い形でせんべいみたいなものですけど、せんべいみたいにパリンパリンした感じではなくて、さくさくした歯ざわりです。
子供の頃はよく食べていた記憶がありますが、嗜好って、チョコレートとかカレー味とか、濃い味にどんどん移っていくもので、満月ポンはあんまり食べなくなりました。
久しぶりに食べてみると、醤油味の中にも甘みがあって、おいしいですね。素朴な味ながら、際限がなくなる、というかんじです。お茶など飲みながらバリバリやっていると、一袋すぐに空いてしまうでしょう。
故やしきたかじん等、大阪の著名人がテレビやラジオで話題にしてくれるたびに売上が伸びたって話です。
昔々からあるのかと思っていたら、わりと新しくて、製造元の(株)松岡製菓は昭和33年の創業。大阪の下町の駄菓子屋から生まれたのこれぞ大阪というおやつ、満月ポンだけの一本勝負の会社です。
現在の社長は3代目ということです。「製造者 松岡力王丸」と書いてありますがこれは実は先代の社長だそうで、名前がすんごいんで残しているらしいです。
写真の満月ポンは、現社長からいただいたもの。気さくで陽気な社長さんです。
袋に印刷されているのはイメージキャラクターのポンちゃん。男の子か女の子かは、社内でも謎だってことでした。
大阪土産にはぜひ。スーパーやコンビニで普通に売っています。
◆ 堺のT 記
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