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裏なんばとは
難波で集まりがあったときなどに飲み会があるのは、駅から近くて、表通りから判りやすい商店街の中などのお店が多く、裏なんばというエリアがあるとは、不勉強でこれまで足を運んだ事がありませんでした。
今回はこの辺りで毎週飲んでいるという人に案内された次第でして、なるほど、なかなかディープなところでした。
裏なんばというエリア
難波には飲食店は星の数ほどありますので、こんな裏通りにまで自分で店を探しに来るということはなかったです。
場所的に言いますと、なんば駅の東側、日本橋の方です。
北は千日前から南はなんさん通り、東は黒門市場、西は高島屋にかこまれた界隈を差すということです。
裏なんばという地名があるわけじゃありません。
狭い路地が入り組んで、立ち飲み屋、居酒屋、バー、うどん・そば、お好み焼き屋など小さいお店がひしめき合っております。
ぐるぐる回っていると方向感覚をなくしてしまいそうですね。
安くて美味しい人気店がたくさん
隠れ家的なところから、オープンあけっぴろげなお店までいろいろですが、どこもかしこも人で溢れており、予約でないと入れないというお店もありました。
今回は軽く3軒はしごしました。
一つのお店で長居せず、あちこちまわるのが裏なんばの正しい楽しみ方のようです。
お寿司屋さんでは二人がけのテーブル席に三人、お尻の半分だけ椅子に乗せて軽くビールとお寿司、純米酒がおいしいお店では各自違ったお酒を頼んで回し飲み、最後はイケメン板前さんで女性客がいっぱいというお店のお座敷でした。
お店の人もお客の層もわりと若い感じがしますが、大阪らしく味は本格派でお値段控えめです。
パリジェンヌもビックリ 裏なんば
今回、パリ在住で一時帰国している人も一緒でしたが、味の他にも、包丁の芸や、値段の安さに、たいへん驚いてました。
いちいちユーロに換算して、安い!とびっくり。
パリの三ツ星レストランは五万円くらいするそうですよ。さすがに三ツ星は、特別ということなんですが、その他の一般向けのお店はいまひとつで、安くて美味しいところを観光客に聞かれると困ってしまうのがパリなんだということです。
裏なんばで5万円も出せば、軽く10軒くらいはしごできますね。
余談ながらファッションもそうらしく、パリでは、パリコレレベルは別として、庶民的な衣料品はとても雑なんだそうで、ユニクロがどんどん勢力を伸ばしているとのことでした。
ふだん大阪にいると意識しませんが、外国からくる人から見ると大阪の食文化は大変ハイレベルなのです。
安い店でも、まかせてハズレないお料理を食べられて、全国各地の純米酒を飲んで酔っ払えるというのは、とっても幸せなことなんだ、と改めて認識したのでありました。
裏なんばの場所
難波駅から高島屋の東側が裏なんばと呼ばれるエリアです。
ごちゃごちゃしてます。
表なんばという言葉はありませんけど、御堂筋とか心斎橋、道頓堀の方が表側になるんじゃないでしょうかね?
観光客で溢れかえっているのは、表の方でしょう。
通は裏へどうぞ。
◆ 堺のT 記
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