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池上曽根遺跡は泉大津市にある弥生時代の遺跡です。
もともと田んぼだったところに遺跡が発掘され、竪穴式住居や高床式の建物(いずみの高殿)など、弥生時代の建物が復元・展示されていて、周りは公園になっています。
目次
池上曽根遺跡
明治時代に近所の人が壺など見つけて、遺跡があるらしいと思われていたようですが、発掘調査があったのは、昭和44年、国道26号建設に伴ってのことです。
平成になって、大溝が発見され、南北300m東西400mの大環濠に囲まれた集落であったのだろうと推定されました。
土器・石器・獣骨・農工具などの木製品が大量に出土して、隣の弥生文化博物館や池上曽根学習館に展示されています。
池上曽根遺跡へのアクセス
祝日の月曜日に子どもと行ってみました。堺方面からなら、国道26号線(第二阪和国道)を岸和田方面に向けって行けば右手に出てきます。
大阪市内からでも車で1時間以内で行けると思います。
駐車場は無料で、池上曽根遺跡史跡公園の入場料も無料です。
さぞ、人で賑わっているかとおもいきや、カンカン照りだということもあってか、駐車場もガラガラでした。
電車だと、信太山駅(JR阪和線)から約600m、松ノ浜駅(南海本線)から約1500mです。
無料案内があります
池上曽根遺跡は、通常は月曜日が定休日ですが、祝日は開いております。
案内所で係の人にお願いすれば、無料で案内してもらえます。
遺跡はふたつのエリアになっていて、巨大な高殿のある方は、案内なしに勝手に入れますが、竪穴式住居のエリアは、案内なしでは入れません。
↑ こちらは自由に入れます。
↓ こちらは案内の人に頼んで見せてもらいます。
竪穴式住居に案内なしで入れないのは、近所の悪ガキどもが忍び込んで、屋根に登ったり、中で悪さをしたりするからだそうです。
藁葺きなので火でもついたら大変。
現在は、金網に囲まれたエリアの中で保存されて、希望者のみに公開されていますが、それでも白蟻の被害などで、けっこう傷んでいます。
築15年でボロボロ。弥生人は、住居の建て替えに忙しかったのではないでしょうか。
池上曽根遺跡内の売店
案内所の横には、小さな食堂と売店があります。軽食やソフトクリームを食べられます。
売店では、水晶の置物とか、弥生っぽいアクセサリー等、いろいろ売っておりました。
記者は、古代米というのを買ってみました。体にいいそうですよ。
池上曽根遺跡と大阪府立弥生文化博物館
こちらの博物館は、予想以上に立派な展示でして、エアコンも効いていて涼しいです。
中学生以下無料、一般400円、JAF割引があります。
弥生人の生活の様子の復元、土器や木製品の展示、タッチパネルでの説明など、充実した内容でした。
クイズを当てるとカードを貰えるという子供向けのイベントもありました。
特別展示は、「世界の文字の物語」が開催されており、こちらは来場者が多かったです。
池上曽根学習館では、古代の道具作りの体験などもできるようで、今回はそちらには入らなかったですが、近いのでまた来てみたいと思います。
曽根神社
公園からは、曽根神社にもつながっておりますので、お参りするのも良いと思います。
社伝では延喜元年(901年)に菅原道真が松を植えたのが始まりということです、由緒正しき神社ですが、弥生時代に比べると最近ですね。
◆ 堺のT 記
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