そろそろ暖かくなってきたし、桜の季節でもあるしということで、ディープ大阪編集部にて、冬眠していた4台のホンダスーパーカブ(うち1台はベンリィCD90)のエンジンを掛けることになりました。
冬の間、全然乗ってなかったので、バイク達の目覚めの悪いこと。(笑)
久しぶりのツーリングで、向かったのが、大阪は堺市美原区にある、ライダーズカフェ「カフェレストラン マッハⅢ」です。
マッハといえば往年のカワサキの名車、カワサキ党が集まってる店で、ホンダはアウェイでは? という心配は無用でありまして、店長はとっても暖かく迎えてくれました。
4人ひとりひとりをとっても温かい握手で迎えてくれました。
それも、普通の握手のあと、クルッと返して、アームレスリング型握手をしてくれるという念の入用でありました。
初めて入った店で、いきなり店長が握手で迎えてくれるというのは、記者の46年の人生の中では初めてです。
目次
マッハⅢの名物店長
カワサキのバイク名が店の名前でありますが、店長はホンダのバイクにも造詣が深いようで、当然のようにカブについてもうんちくを持っておられました。
店長は、ホンダモンキーに乗って、鯖街道を通って舞鶴まで走って行かれたこともあるそうです。美原から舞鶴は、ちょっと相当な距離ですよ。
我らがカブグループのために、50ccの原付一種が混じったグループでの走り方も伝授していただきました。(詳細省略)
お店の壁を埋め尽くす色紙が店長の自慢のようで、最近のでは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本治先生が色紙があり、両さんのイラストが書かれておりました。連載が終わってヒマができたのかな?
昨年亡くなられた、ワイルド7の望月三起也先生の色紙もありました。記者は幼少の頃よりワイルド7は好きで、エンディングテーマの「つむじ風」も歌えてましたので、ちょっと感動です。
マッハⅢのおすすめメニュー
マッハⅢの一番のおすすめは、初恋の味がするという「白いカレー」です。他にも色々メニューはあるようですが、白いカレーを、強く勧められます。
記者は店長のおすすめに従いまして、白いカレーとダチョウのお肉とミンチカツのトッピングにしました。
白いカレーは正直者にしか見えないという、どうやら定番らしいジョークに乗ったりしつつ、おいしくいただきました。
白いのは、ココナッツミルクの色のようですが、しっかりカレーの味がします。クリームシチューみたいな見かけと味が違って、すごく違和感ありますが、おいしいです。
白いカレーは、堺市公認優良観光土産にもなっているとのことです。ホワイトデーに人気商品だそうで。店長のおすすめに従いまして、ふたつ購入。
そして、ダチョウ料理は日本で一番古いという話で、こちらも低カロリー低脂肪高鉄分でおいしいです。
なにしろこのように、店長の説明がいちいち充実していまして、とっても楽しいのですが、関西ローカルテレビ番組の「探偵ナイトスクープ!」では、うざい店長として紹介されていたようですね。(探偵は桂小枝)
ちなみに、白いカレーは、初恋の味はしませんでした。
(記者の初めてのチューは、中国の老酒とか白酒とかの、なんだか強烈なアルコールの味がしたような気がします。どうでもいい話でしょうが…)
名物店長の儀式は続く・・・
お料理と食後の珈琲を美味しくいただきまして、お会計を済ましても、すぐには帰れないのがこのお店のスゴイところ。
4台のバイクを店の前に並べるように言われまして、なんと店長みずからビデオ撮影。我々は店長の合図で店から出ていきまして、バイクにまたがり、手を振りながら去っていくという、感動のラストシーンを演じさせられたのでありました。
おそらくyoutubeにアップされていると思いますので、探してみてください。
なんにせよ、強烈な印象を受けたお店でありました。大袈裟に書いているのではなく、これらはすべて控えめに書かせていただいております。
仕事とか、大切は用事のない日に、ぜひまた訪れたいと思います。
◆ 堺のT 記
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