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大阪で海水浴が楽しむことの出来るビーチ
- 2015/9/27
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- 大阪, 海水浴場
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大阪府は大阪湾に面しておりますが、大阪人は海水浴をするのに、兵庫県の須磨や淡路島、福井県若狭湾、和歌山県白浜、滋賀県琵琶湖など、随分遠方まで行く人が多いです。
理由はかんたん、大阪に自然の砂浜が極めて少ないからです。
目次
大阪に海水浴場が少ない理由
水の都の大阪市の海は、完全に埋め立て地で、船がバンバン出入りしております。
ヨットハーバーや、海釣りのできるポイントはありますが、泳げるようなところはありません。
大阪の海は悲しい色です。
そのとなりの堺市は、昭和のはじめ頃までは白砂青松と遠浅の美しい自然海浜で東洋一のレジャー地だといわれておりましたが、昭和30年代より埋め立てられ、タンカーの埠頭やコンビナートや工場ができて、泉北臨海工業地帯となりました。
戦後の経済復興の役に立ったようですが、海の色は油で虹色になり、光化学スモッグが頻繁に発生し、学校の運動場では小学生がバッタバッタと倒れました。
最近は臨海から重化学工業の企業の撤退が増え、ショッピングやレジャー施設ができてはおりますが、失われた海岸は戻りません。
実験的に作った砂浜は、ゴミが溜まって泳ぐどころではないようです。
堺市の子どもたちにとって、海水浴とは、潮の香りの砂浜じゃなくて、塩素の香りの浜寺ジャンボプールなのです。
(海岸まで徒歩3分)
大阪のおすすめ海水浴場
大阪府内の数少ない海水浴場をいくつかご紹介します。
二色の浜公園
上記の堺市より、ず~っと南下しまして、関西国際空港の手前、二色浜まで行くと、わりと大きな砂浜があります。
二色浜公園といいまして、長さ1kmあります。もともと遠浅の海水浴場だったところ、臨海工業地帯の犠牲となった浜寺公園の代わりに作られた公園です。
公園には、テニスコート、野球場なども整備されており、砂浜では、潮干狩りやバーベキューもでます。
海水浴はもちろん、水上オートバイも楽しめるようになっております。
社団法人日本の松の緑を守る会選定の「白砂青松100選」に入っておりますが、実は佐賀県唐津湾の砂を運びこんだ、人工海浜です。
近くにスーパー銭湯の「虹の湯」がありますので、泳いだ後にひとっ風呂というのもいいですね。
りんくう南浜海水浴場(タルイサザンビーチ・マーブルビーチ)
さらに関空連絡橋付近まで行くと、りんくう南浜海水浴場(タルイサザンビーチ)、マーブルビーチがあります。
マーブルビーチはオーストラリアから運んできた真っ白い石が敷き詰められており、大変美しい海岸になっています。
箱作海水浴場(ぴちぴちビーチ)
さらに南下して、箱作海水浴場(ぴちぴちビーチ)、ビーチボールのコートがあります。
淡輪海水浴場(ときめきビーチ)
もうちょっといってほとんど和歌山よりに、淡輪海水浴場(ときめきビーチ)があります。
こちらはビーチボール大会の観戦ができるようになっております。
また、大阪で唯一、フライボードの体験の営業をしています。水がジェット噴射して、空中を飛び上がれるウォータースポーツです。
この辺りから見える夕日は、日本の夕陽百選に入っておりますので、ゆっくり夕方まで遊んで、夕日を見て帰るというのも良いのではないでしょうか。
大阪だと日帰り、というかんじですが、近くにはマリンロッジ海風館という府営のリゾートホテルもあります。
◆ 堺のT 記
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