大阪市立科学館は、1937年に開館した大阪市立電気科学館が前身です。初めてプラネタリウムを導入したのはこちらだそうです。現在の大阪市立科学館は大阪市制100周年事業として、1989年に開館されました。
科学館、という言葉のイメージからはなんだか難しそうに思われるかもしれませんが、入ってみると小さな子供でも楽しめるおもしろいところです。入館料は大人400円、中学生以下は無料です。(プラネタリウムは大人600円、3歳未満は無料)学生はちょっと安くなります。
4階からの見学になります。宇宙や化学、電気のことや身近なサイエンスなど、大人でもおもしろいし、子供にとっては魔法の世界ですね。
振り子の不思議な現象など、ドラマ「ガリレオ」にもでていましたので、福山雅治ファンも楽しめるでしょう。(※注 福山雅治はいません)
創設には関西電力の寄付もあったそうで、1階は電気関係の展示場になっています。古い電化製品の展示も懐かしかったですが、ピンポン球による核分裂連鎖反応というのに記者は特に惹かれました。
核分裂ってどういうものか知っている人は少ないと思うのですけど、これをみるとたいへんわかりやすいです。一つのピンポン球を落下させると、底に並べてある何百というピンポン球が次々飛び跳ねだして収集がつかなくなるという自然現象です。不思議でスゴくてコワイ。
地下はプラネタリウムになっています。
展示を一つ一つ体験していたら、一日あっても足りないのでは? 季節や時期によっていろいろなイベントも開催されるようで、なんどでも遊びにこれるでしょう。
大阪市立科学館へのアクセス
電車ですと、京阪中之島線・渡辺橋駅が一番近くて、2号出口から南西へ約400m、地下鉄四つ橋線肥後橋駅3号出口から西へ約500mです。JRと阪神電車なら福島駅、御堂筋と京阪本線なら淀屋橋駅が最寄り駅になります。
車だと、国道2号線・出入橋交差点から南へ約500m。シルバーのパイプでできた三角形の妙な建物が見えてきます。それは国立国際美術館で、そのとなりが大阪市立科学館です。駐車場がありませんが、すぐとなりに大きなコイン駐車場があります。
◆ 堺のT 記
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