大阪人な私らにとっては当たり前だと思ってた食べもんが、意外や意外、他府県では「知らん」みたいなのが結構あることに気がついたのは社会人になってからですね。
例えばこの「たこせん」なんかもそれらの一つだと知ったのは最近の話、関東からの客人がテレビで見たたこせんが食べたいと、、、
目次
たこせんとは
えびせんを半分に割ってたこ焼きを挟んだだけのシンプルなおやつがたこせんの正体です。食べ始めのサクッとしたせんべいとたこ焼きとの触感もなかなかのもんですが、後半は、ソースを吸ったえびせんとたこ焼きのハーモニーもなかなかのもんです。
でも、たこ焼き2個のたこせんが200円とか300塩、たこせんも変わったもんです。
今のたこせんは、豪華になりました。昔はソースを塗ったえびせんにたこ焼き挟んだだけのものだったのが、ソースにかつお節、青のりや天かす、画像のように卵までトッピングされた物も珍しくありません。
たこせんに限っては、昔の方が良かったとは言いませんね、豪華たこせんはもちろん美味いです。今のたこせんに苦情があると言えば、子供のおやつとして購入できるお値段では無くなったぐらいでしょうか。
街角にあったたこ焼き屋もすっかり姿を消してしまいました。
たこせんのルーツ
考えてみると、たこせんって、いつの間にか私らの中に登場した食べもんでした。
その出会いをたどってみると、小学生の頃、となり町のた駄菓子屋兼たこ焼き屋の「たこせん」なるもんが美味いと噂になって100円玉持って買いに行くのが小学生のトレンドになったのです。
100円あればたこせんと駄菓子にくじ引きが出来た記憶があります。
100円でたこ焼き10個食べるよりも、たこ焼き2個とプラスあれこれ買い食いが出来るというシステムがなかなか画期的で、たこせんは子ども達の財布事情にぴったりだった訳で、たこせんを最初に置いた店は大繁盛でした。
たこせんのルーツは定かではありませんが、街角のたこ焼き屋や駄菓子屋だったのは間違い無いと思います。
そして今、大の大人が買食いする大阪グルメの代表選手の一角になったと言う、私らからすれば複雑な気分になるおやつになってしまったのがたこせんです。
たこせんの親戚?たません
余談になりますが、たこせんの親戚?「たません」と言うおやつもあります。たませんはお祭りの屋台などではお馴染みのメニューの一つです。
たませんが大阪名物なのか?は判らないですが、たこせんと同じく、えびせんの上に、卵焼きか目玉焼きが乗せられたもの。200円~300円で食べることが出来るおやつです。
◆ グルメライターH 記
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