焚き火料理
火というものが私達の生活には欠かせないものであるという事に、誰も異論はないでしょう。とは言っても、街での暮らしの中で「火」は特別意識するものじゃなくなってしまったのも本当のところ。

ひさしぶりに友人達と焚き火と料理を楽しみにでかけました。

一晩野外で過ごすと痛感できるんですが、電気もガスもない野外では、火の確保が一日の行動の中でも大事な仕事となります。暗くなる前に、薪を集めて火を熾こし、温かい食事を作ってくれるのが焚き火です。焚き火は体を温めてくれ、周囲をやさしく明るく照らしてくれます。太陽が完全に沈んでしまったら、焚き火の周りには自然と人が集まってくるのです。

こうして焚き火という文字を打ち込みながら、写真を眺めているだけで心が落ち着く不思議な感覚、炎を眺める事で心が癒される、焚き火リラクゼーションなどという言葉もあるほどです。

焚き火料理
そんな焚き火ですが、最近は焚き火をする場所に苦労するようになってしまいました。キャンプ場などでも、決められた場所や焚き火台などの使用がルールだったりします。沢山の道具を持ち、明々と電気で照らされたキャンプ場では、焚き火も必要ではなくなってしまったなと思うこともしばしば。

火は使い方を誤れば確かに危険なもので、今の世の中の仕組みの中では必要のないものなのかもしれません、残念ですが。

焚き火料理
とは言え、それでも火を触るのが楽しくて、こうして足繁く足を運ぶのは、一杯飲みながら火を囲んで、ダッチオーブンなどで料理を作り、気のおけない友人達と過ごす一夜は至福の時間だという事を知っているから。

大都会大阪に住んでいる訳ですが、車で1時間も走れば、東西南北、四季折々に焚き火を楽しめる場所が幾つもあるんで、つくづく大阪は良い所だと、そんな風に何時も思うのでした。

◆ 編集長G 記

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