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大阪近郊での茶摘み体験
- 2015/6/4
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八十八夜は、立春を1日目としてとして88日目にあたり、現在では5月2日にあたるそうです。梅雨の前のさわやかな季節にお茶摘みは素敵な行事です。
関西で茶摘み体験のできる場所
茶摘みは、日本人なら是非に体験しておきたいところ。
茶道を嗜んでいても、お茶摘みをしたことがある人は案外少ないようです。
お茶の有名どころといえば静岡か京都の宇治ですが、大阪近辺で茶摘み体験のできるところは意外とあります。
京都おぶぶ茶苑(京都府相楽郡和束町園大塚2)
水沢茶農業協同組合(三重県四日市市水沢町2441-3)
静香園(兵庫県神戸市灘区原田小屋場大原1-5)
服部製茶場(京都府宇治市白川川上り谷72番地)
記者は奈良にあります大和茶(やまとちゃ)の茶畑で、茶摘み体験をさせてもらいました。
奈良も緑茶生産量は日本で第6位なのです。
茶畑の場所は、奈良県大和郡山市筒井町696-1
健一自然農園というところです。
自動車でしか行きにくい場所ですが、名阪国道の道の駅「針テラス」から10分少々。
高齢化で耕作放棄地になっていた茶畑を、伊川健一さんという人が、19歳で引き継いで復活させたんだとか。
若いのに大したものです。
茶摘みとは若葉を摘む作業
さて、茶摘みとはいかなる行為を指すのでしょう。
記者は想像もつきませんでしたが、やってみると簡単で楽しいものでした。
茶畑に入り、新芽を摘んでいきまして、大きな籠にいれていきます。お茶の木の枝の先っちょに、ちょっと芽を出しているのが新芽です。
先っちょだけを摘んだものと、葉っぱも一緒に摘んだものとでは味が変わるんだとか。
摘んだ葉は、大きな釜で炒りまして、ザルで揉みます。
この作業も体力を使ってなかなか楽しいです。炒っているうちにいい香りがしてくるのです。
それを何回か繰り返すと、見事な緑茶の葉のできあがり!
お茶らしい、いい色合いになりましたね。
これを急須に入れて、美味しくいただきました。
この後に発酵させたりという工程の違いで、紅茶になったり烏龍茶になったりするとのこと。
紅茶や烏龍茶って、葉っぱの種類が違うのではなくて、作業工程の違いだったのです。それは知りませんでした。びっくり。
健一自然農園では、年に3回茶摘み体験があって、時期によっては紅茶作りになるそうです。
こういう体験をしておくと、お茶を飲むときも、思わずうんちくを垂れたりして、人生楽しくなることうけあいです。
◆ 堺のT 記
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