大阪の湾岸には、高速道路が走っております。

阪神高速湾岸線はほとんどが高架であり、湾岸線自体が海の上の橋とも言えますが、天保山や北港の辺りを走っていると、他の橋もいろいろと見えてきます。

このあたりは川も多いですし、舞洲や夢洲といった人口の埋立地を繋ぐ橋も多いのです。橋だらけって感じです。

なみはや大橋は怖い？

その中でも、ひときわ目を引くのが、なみはや大橋です。

多くの橋のように、橋の上に支柱やケーブルがなくて、細い橋が頼りなさ気な橋桁だけで支えられていて、空中に浮いているようにみえます。

銀河鉄道999の、宇宙に伸びている線路を彷彿とさせますね。（途中で切れてはおりませんが。）

なみはや大橋は、尻無川にかかっており、高さは45m。川を通る船が引っかからないようにこんなに高くなっています。

右にも左にもなにもないので、走っていると浮いているようで、高所恐怖症のひとにはちょっとスリリングですよ。

長さは1740m。歩いても渡れます。両端の歩道部分では、野球少年達が走ってたりします。結構な傾斜ですから、なかなかなハードコースだと思います。

夜景は絶景で、あべのハルカスも見えます。

なみはや大橋の料金は無料

クルマが通行するには、以前は通行料が必要でしたが、2014年から無料になっています。

意外と知られていないようで、利用者はあんまり多くないようですね。

大阪のべた踏み橋とも

ちなみになみはや大橋の勾配は6.9％ということで、ダイハツのCMで有名になった「べた踏み橋」こと島根県の江島大橋よりより急なんだということです。

ちなみに、江島大橋は6.1%。

でも、スズキのワゴンRをべた踏みしなくても、普通に登れました。どおってことないです。

テレビコマーシャルでは、目の前に垂直にそびえるように見えますが、あれはカメラアングルのマジックですね。

◆ 堺のT 記