氏神とはそもそも?といいますと、むかしむかしの血縁関係を持つ一族の守り神をそう呼んでいたのです。
なんとなく、地元の神様、みたいなイメージですけれど。
目次
氏神とは?
土地を守るのは鎮守神、生まれた土地の神が産子神ということで、一族の守り神である氏神は、本来は地域の神様ではないらしいのですが、現在はごっちゃになっているということです。
はるか昔の先祖が祀っていた神様がどこかなんて、今となってはわかりませんので、住んでいる地域の神様をお参りするというのが今日の一般的な習わしになっているのです。
手っ取り早く、氏神様を調べるなら町内会の会長さんあたりに聞けば早いでしょう。
町内会の会長さんを調べるのが手間なら、近所の神社に尋ねれば教えて貰えます。
氏神様の調べ方
なんと、この度、ディープ大阪も専用の事務所を構える事になり、まず何よりも気になるのは氏神さんだということで、早速調べるようにとの編集長からの指示がおりました。
我々日本人は、初詣や宮参り、七五三などは氏神さんにお参りに行く習慣があるのは御存じの通りです。
商売繁盛家内円満、どこの神社が氏神なのかを知っておくことは、分別ゴミの収集日なんかを覚えておくよりずっと大切だといえましょう。
家から一番近い神社が氏神なのだろうと思えば、そうとも限らないようです。
どうやらエリアがあるのですね。
中学校区なんてのも、遠い方の中学校のエリアに入っているなんてこともあることですし、そんな感じなのかもしれません。
神社の管轄する地区を氏子地区というようです。
大阪神社庁のホームページを見ると、記者の住む堺市には28の神社が載っておりました。
宗教法人登記されているものだけ掲載しているということですので、本当はもっと多いのでしょう。
神社庁に新事務所の氏神様がどちらの神社なのかと問い合わせると、「当方ではわからないので、近所の神社に聞いて下さい。」とのことでした。
それで、近所の神社に聞きに行きましたら、一番近かった方違神社が氏神ということでした。
疑っているわけではありませんが、念の為に近くにあるもう一つの神社、菅原神社にも聞きに行きましたら、やはり方違神社になりますとのこと。
阪神高速道路より東側はあっちで、西側はこっち、というような随分おざっぱな分け方でした。
ただし、菅原神社に宮入りするふとん太鼓を担ぐ人は、菅原神社が氏神になりますということで、けっこう複雑というか、そんなに厳密なものでもないようです。
伊勢神宮と氏神
神棚に御札をお祭りするなら、氏神さんだけではなく、伊勢神宮もセットで祀るのが正しいそうです。
お伊勢さんは天照皇大神宮大麻でして、日本の総氏神です。
神棚には、日本全体の神様と地域の神様をお祭りしましょう。
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あちこちの氏神様の御札ばかり祀っている良くない例です。
◆ 堺のT 記
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