秋晴れの空の下、大阪七福神にお参りに行ってきました。
目次
七福神巡り
七福神は誰もが聞いた事あるかと思うのですが、実は室町時代から始まり、江戸時代には庶民の間で流行った歴史ある信仰だというのはあまり知られていないのではないでしょうか。
信仰というよりも、楽しみながら巡る娯楽的要素も強かったと思います。
七福神めぐりに限らず、御朱印帳を貰うお参りを、スタンプらりーじゃないか、と、非難する声も耳にしますが、我々日本人にとってスタンプラリーなどと言うものは、この時代から続く誰もが持ちあわせている文化だと思うのです。
大阪七福人
さて、大阪七福神です。
近畿一円には七福神めぐりが幾つもある事は以前から知ってましたが、七福人を続けてお参りするのは今回が始めてです。
縁起の良い七福神を徹底的にお参りしようという話が出た訳ですが、まずは地元大阪市内からと、大阪七福神を歩いて回ることになりました。
なんでも、大阪七福人は江戸の時代、徳川家済の時代に出来たという文献があるぐらい、古くから存在したそうです。
→ 三光神社(寿老神)
→ 長久寺(福禄寿)
→ 四天王寺(布袋尊)
→ 法案寺(弁財天、智恵財宝の神)
→ 大乗坊(毘沙門天、融通招福の神)
→ 大国主神社(日出大国神、福徳開運の神)
→ 今宮戎神社(えびす大神、商売繁盛の神)
回る順番など指定のコースはなく、今回はこんな感じでJR環状線の玉造駅を起点に、最後は新世界で串かつで一杯やろうというコースを選択。
歩き始めると感じると思います、上町台地の西側のこの辺りは、寺社が数えきれないほどある地域、大阪の歴史が詰まっている場所柄です。好きな人には堪らないお参りとなるでしょう。
大阪七福神めぐりの色紙
通常お詣りする際にも御朱印をいただいたりしますが、その際は御朱印帳に御朱印をいただくことが多いと思います。
大阪七福神は、最初に訪れた寺社で色紙や絵馬を購入して、一箇所ずつ御朱印をいただきながらお参りします。
七福神とは直接関係ありませんが、戦国時代「大坂夏の陣の英雄」真田信繁(真田幸村)がそこかしこに登場します。
スタッフが調べた資料によると三時間の行程だという事でしたが、あちこち寄り道も多いのが常、今回は「生国魂神社」や「安居八幡宮」に「太平寺」など、幾つかの神社仏閣に寄り道してお詣りしたり、黒門市場で美味しいものいただきながらと、結局朝の9時集合で夕方までたっぷりと時間がかかってしまいました。
とはいえ、親しい者と常に笑い声が絶えないお参り、これこそ七福神じゃないかと思った次第です。
◆ 編集長G 記
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