有名なだんじり祭が近づくと、岸和田の街のいたるところの電柱に、紅白の布を巻いてあるのを目にします。
めでたい雰囲気で楽しげですが、これはだんじりを曳き回すときに、人やだんじりがぶつかるので安全のためにということだそうです。
直角カーブでは、毎度毎度ぶつかる場所が決まっているようで、電柱が傾いたままになっていたりします。
ピサの斜塔ならぬ「岸和田の斜塔」と呼ばれています。
岸和田の斜塔の地図
テレビでもよく紹介されるという、この傾いた電柱は、まっすぐにしてもキリがないので傾いたままなんだそうです。
じっと見ていると平衡感覚がおかしくなります。
場所は、大阪府岸和田市堺町5 うお吉というお店の前です。
細い紀州街道がカクっと折れ曲がっている場所ですね。
お家の軒先は、壊れるたびに修理するので、いつもそこだけ真新しいのだとか。
だんじりの後ろからは、修理の人とか賠償金を払う人が、ついてまわっているのだそうで、勇壮なだんじりも、裏方はなかなか大変ですね。
窓ガラスにガムテープや板で補強が入っているのもだんじり対策なのかも?
地車がぶつからない様にという折りたたみ式の看板も岸和田名物。
今年も勇壮な祭りが繰り広がれることでしょう。
◆ 堺のT 記
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