さかいアルテポルト黄金芸術祭
- 2016/3/29
- ミュージアム, 文化
- さかいアルテポルト黄金芸術祭, アルテポルト黄金芸術祭
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ものの始まり何でも堺、といいますが、堺には実は美術館がありません。
ギャラリーもほとんど無くて、千利休や与謝野晶子を生み出したわりには、芸術的に遅れております。
堺はどちらかというと、包丁とか自転車とか、産業のほうが最先端技術をいっておりますね。(包丁とか自転車というカテゴリー自体が最先端かどうかというのは別として。)
で、このたび堺で、初の芸術祭が開かれました。さかいアルテポルト黄金芸術祭です。
アルテポルトというのは、アートのポート、芸術の港、という意味のポルトガル語です。織田信長の時代の南蛮貿易は、ポルトガルが主な商売相手だったというところからです。
美術館がないので、あちらこちらの公共施設や、お寺や遺跡を展示場になっておりました。
2016年3月11日から、3月21日までの期間でした。
出店しているアーティストに、記者の知っている人がいたので見に行ったのですけど、情報源はその人からだけで、どうも広報活動が足りなかったような気がします。
会場に行ったら、係の人から、ここで芸術祭をやってるって、ご存知でした? などと聞かれる始末。
ほとんどの人にとって、たまたまよってみたら、なんかやってた、という感じみたいです。
10日間のイベントではありましたが、一般の堺市民にはほとんど知られることもなく、ひっそりと終わってしまったのでした。
まあ、第一回目ということで。小さく産んで大きく育てると申しますし。30年くらい続ければ、堺の風物詩になるんじゃないでしょうか。
記者の行ったのは以下のところです。
町家歴史館山口家住宅。(江戸時代の庄屋さんの屋敷跡)
妙法寺。
開口神社。
利晶の杜。
アゴーラリージェンシーホテル
その他、堺市市民交流広場、堺東商店街界隈、茶室伸庵・堺市博物館など、あちらこちらで作品の展示やイベントが行われておりました。
2年に1回の開催を目指しているとのことでしたので、再来年が楽しみですね!
2016年、参加アーティスト
今井紀彰・ウエダリクオ・大野知英・片桐功敦・小野晃蔵・河合晋平・七野大一・柴辻健吾・Theatre Group GUMBO・田辺小竹・友井隆之・中村岳・滑川みさ・西村佳子・藤井達矢・フジオカヨシエ・松本かなこ・ヨタ(Yotta)
Domenec・Francesca Llopis ・Steen Rasmussen ・Victoria Rabal
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