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堂島薬師堂はこんなところ
北新地の外れ、ビルに囲まれた堂島アバンザの敷地内に堂島薬師堂はあります。私などは西梅田のジュンク堂のビルの裏手、と言った方がわかりやすかったりします。
遠目で眺めてるだけでは、ここに薬師如来像や地蔵菩薩像、弘法大師像などが安置されてるようには見えない、ミラーガラスで出来た球体の御堂です。
ビルの中に忽然とある薬師堂が不思議、モダンな御堂が不思議、何時通りがかっても沢山の人が手を合わせている姿を見ます。
堂島薬師堂の歴史と界隈の地名
歴史は相当古く、聖徳太子が四天王寺を創建した時代に遡ります。建築用木材の運搬船が流れ着いたところに御堂を建てたのが始まりで、堂島川と曽根崎川に挟まれたこの中州は、薬師堂のある島=「堂島」と呼ばれるようになったと言います。
曽根崎川は現在は埋め立てられて当時の面影は川跡の石碑ぐらいしかありませんが、曽根崎川を埋め立てて作った新しい土地「新地」という地名が出来たと言います。
奈良の薬師堂とは深い関わりがあって、薬師寺の僧侶による、月に一度の護摩供養、お水汲み祭りや弁財天祭り、節分祭などの際には大阪キタの春の風物詩として北新地で店を構える人達を中心に地域の人達に祀られているのです。
堂島薬師堂への地図
大阪梅田 各駅から歩いてアクセス出来ます。
◆ 編集長G 記
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