天神橋筋商店街一丁目、天満宮でのお詣りを済ませた後に立ち寄る定番喫茶店が伊吹珈琲です。
創業はなんと昭和9年。大阪では千日前が本店の丸福珈琲店などが全国展開して有名だったりしますが、実は丸福珈琲は伊吹珈琲の創業者の家系にあたる、つまりは暖簾分けみたいな形で独立した珈琲店だったりします。
だからといって、丸福よりも伊吹珈琲が良いとかいうわけではなく、それぞれに美味しい珈琲であるのは間違いなく、ここで言いたいのは、両店とも大阪の珈琲店の歴史に名を刻む名店だという事です。
伊吹珈琲の店内には焙煎室、みたいな物もあります。焙煎室があるから、だけでは無いんでしょうが、店内に立ち込める珈琲の香りがたまらない喫茶店です。
ミルクピッチャーに角砂糖。喫茶店ですね。
濃いめ、マイルド、アメリカンの三種から選びます。
チェーン店の紙コップ珈琲慣れた人には、アメリカンを注文しても「濃い」と感じるかも知れませんが、珈琲好きならば伊吹の珈琲がお気に入りに加わるかと思います。
ちなみに、この手のしっかりした濃い珈琲が好きな方ならば、ミナミかキタ新地の外れにある、なかおか珈琲などもおすすめします。
◆ グルメライターH 記
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