岸和田の岸城神社(きしきじんじゃ)へお詣りしました。
目次
岸城神社について
南大阪のお祭りが好きな人ならば、岸和田だんじりの岸城神社への宮入りはあまりにも有名なので、ご存じの方も多いのではないかと思います。
もちろん、私も何度もだんじりの宮入は見物していますが、岸城神社氏子20町の内、15町が宮入り式を行うその様子は圧巻です。
御祭神は、岸和田村の産土神である天照皇大神、素盞嗚尊、品陀別命 の三柱。境内末社に、住吉神社、琴平神社、春日神社、菅原神社、日吉神社、愛宕神社、厳島神社、稲荷神社、岸和田戎神社と、そうそうたる神様がいらっしゃいます。
そんな岸城神社ですが、祭の時期以外になると、実はのんびりとゆっくりお詣り出来る神社で、実は私自身も地車の賑わいのイメージしか無かったものですから、少々驚いたものです。
そもそも、岸和田城下総鎮守としてのお役目を考えれば当たり前のことなのですが、七五三のお宮参りなどに訪れる氏子さんの姿をみると、お祭りだけではなく、地元に愛される神社なのだなと思います。
夏宮祭献湯式
この日は、夏宮祭献湯式が奉仕されていました。古釜に湯を沸かし、巫女が束ねた笹をもって四方八方へ湯を散らしお祓いするのです。
のんびりとした厳かな空気が流れるなか、無病息災のご利益いただきました。
何度も書きますが、あまりにも、だんじり祭りのシイメージが強すぎて、この静かな雰囲気が不思議でなりません。
岸城神社の木札
ゆっくりとお詣りした後、木札をいただきました。
岸和田の子供たちは祭の前にこの木札をこぞって求めにやってくるのだといいます。
初穂料は200円、そんな子ども達に、巫女さんがお祓いをするのだそうで、自分の小遣いで子ども達なりの祭の準備をするんだ、と言う話に頬が緩みます。
岸城神社へのアクセス
南海本線「蛸地蔵駅」「岸和田駅」から歩いて10分~15分といったところです。
車でのアクセスの際も、大きな行事ごと以外は、鳥居前の駐車場があります。
◆ 編集長G 記
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