阿倍野区にある文の里商店街、地下鉄御堂筋線の昭和町の番出口を上がってすぐ、谷町線の文の里駅の7番出口まで、一番街から六番街までL字に伸びたアーケードの商店街です。
今日の目的は、ディープ大阪のテーマ、商店街巡りはもちろんですが、随分前から「面白い」と話題になっていた文の里の商店街のポスター見学です。
ちなみに、文の里という地名、明治初期に師範学校が開校したのを機に、多くの学校施設が集まったことに由来し「文の里」という地名か付けられたそうな、知りませんでした。
さて、ポスター。確かに、見事に面白い。ええ味出してます、どれもこれも。上記二つはかしわ屋さんのむね肉ともも肉のポスター。
このポスターは大阪商工会議所が商店街の活気を取り戻そうという取り組みで始めたそうで、電通関西支社の若手クリエイターがボランティアでアイデアを出し作った、商店街52店舗、約200点の作品の数々。
大阪府下の商店街をあちこち訪ね歩いているディープ大阪としては、尋ねるのが遅すぎたなと思うのですが、メディアに紹介されポスター目当てで多くの人が訪れるようになったと言います。
とは言え、もう旬が過ぎてしまったんでしょうね、お世辞にもこの商店街が賑わっているとは言えず寂しい限り。正直、商店街を行く人よりもポスターの数の方が絶対に多い。
文の里商店街だけじゃない話、店主の高齢化、郊外型のショッピングセンターやコンビニ、スーパーの出現で商店街はどんどん人が居なくなっている姿を目の当たりにしています。
結構あちこちの商店街を歩いて来たけれど、文の里商店街、シャッターの下りている店の方が多いんじゃないか?と思うことしばし。
どこの商店街にもある昼間っから飲める酒屋が見当たらず。昼飲みは諦めて、洒落た食堂でランチをして後にしました。
ポスター眺めながら店主に声かけると気さくに話してくれたりして、商店街ってやっぱり面白いなと思ったんですが、利便性考えると正直毎日買い物に出かけるというライフスタイルはもう成立しないなと思ったり。
◆ 編集長G 記
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