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麹製法で作られるかめびし醤油
もう二十年近くもの間愛用している醤油があります。
ディープ大阪的には大阪の醤油だったらさらに良かったんでしょうが、こういった逸品と言うのは、特に都市部では残りづらいのはしょうがないのが常だという話です。
意地の悪い言い方をする人がいう様に、近代化の波に乗り遅れたという言い方も出来るわけですが、お陰で、この、かめびし醤油をはじめ、まだまだ日本には素晴らしい職人技を味わう事の出来る「物」があるのは喜ばしい話なのです。
香川県は東かがわ市にあるかめびし醤油がそれ。江戸時代から250年あまり続く、伝統的製法の「むしろ麹法」を続ける全国で唯一の醤油醸造元なのです。
どこで購入出来るのか?
地元ノ東かがわへ行くと、スーパーに普通に販売されていますが、他の地域に住んでいる方も、昨今のことなので、ネットで注文するとすぐに届きます。
減塩醤油
長年の不摂生がたたって、最近はもっぱら減塩醤油なんですが、大手メーカーにはないしっかりとした味わいある醤油です。
透析膜を使って脱塩するのではなく、低塩水、低吸水で三年以上かけて塾生させた本格的な醤油です。
見どころの多い蔵
かめびし醤油のある東かがわとは少なからず縁があって、蔵元へは何度足を運んだのかわかりません。
うどん屋やカフェも併設されている店舗や醤油蔵など18棟の建造物が国の登録有形文化財に登録されているという趣のある建物です。
周辺には讃州井筒屋敷をはじめ引田町が力を入れている旧家の景観が見ものです。
かめびしへのアクセス
車でのアクセスが便利、無料の駐車場もあります。
JR高徳線の引田駅から徒歩5分~10分ほどでしょう。
◆ 編集長G 記
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