奄美へ帰省していたと友人から島の味噌を貰ったので、三枚肉を買ってきて豚味噌作りました。
これも先日紹介したスーチカと同じく、南の島の郷土料理の一つで、沖縄から奄美諸島に至るまで広く食べられる家庭の味、またスーチカと同じ保存食でもあります。
>>> スーチカ(塩豚)の作り方
色々とバリエーションがあって、奄美では「うわぁー(豚)味噌」、魚貝を入れたら「イュー(魚)味噌」と豚だけじゃなく魚や貝を入れたバージョンもあります。
炊きたてのご飯との相性は抜群です、おにぎりの具材として、晩酌の肴として、親父も子供も楽しめるというメニューです。
作り方は至って簡単。基本的には味噌と豚の三枚肉があればそれで良し。好みで今回使った白ゴマや地豆(ピーナッツ)とか削り節などを入れます。
熱したフライパンに好みの大きさに切り分けた三枚肉をじっくり炒めて油を出します。
ちなみに、切り分ける大きさなんですが、ご飯のおかずならちょっと小さめに、酒の肴だと大きめにして胡瓜など添えて盛り付ければ南の島居酒屋に行くと700円です。
三枚肉から油がたっぷりと出て焼きあがったら、肉を取り分けてその油で味噌を炒めます。三枚肉を取り分ける前にここで肉に味付けをする人もいますが、私は肉には味噌の香りだけで十分だという派です。
三枚肉は生のままだとものすごく切り分けづらいので少し凍った状態のものとか5分ほど茹でると切りやすいかと思います。
味噌を投入したら、黒砂糖やザラメで味付けしながらじっくりと炒めて、最後に先ほど取り分けた豚肉を合わせると完成です。大体この袋味噌の袋一杯作ると、先に豚肉が無くなってしまうので、途中もう一度追加したりもするのが我が家です。
色んな豚味噌があります。
◆ グルメライターH 記
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