貧乏暇なしの庶民な私は、だいたい時間ギリギリで行動するタイプでして、飛行機に乗るときも搭乗時刻に合わせて空港に着くようにしますし、着陸したあとも空港でゆっくりした経験があんまりありません。
乗り換えするほど遠くまでは行かないので、空港で待ち時間が長くて困るということもないです。
しかしそれでは、空港の良さを十分に味わえていることになりませんね。
目次
空港ラウンジの使い方
余裕のある人は、地上でも空の旅を楽しんでいます。その象徴がラウンジではないでしょうか。
空港内で休憩するのに、カフェに入って、家族や仲間で分担して空き席を探し、前のお客が席を立った瞬間にスーツケースなどをドカッと置いて、「ここ、空いたで~!」などと大声で呼ぶのは見苦しいものです。
これから優雅に空の旅をするのですから、スマートに、ラウンジでくつろぎたいものですね。
ラウンジは珈琲など飲みながらソファでくつろげますし、マッサージやシャワーで旅の疲れや汚れを落としてリフレッシュできます。
着替えもできますから、空港からすぐに、リムジンに乗ってパーティーに参加というようなときでもバッチリですね。
ラウンジには、インターネットやファックスもあり、忙しいビジネスマンは待ち時間で仕事もできます。空港内はたいがい禁煙ですが、ラウンジになら喫煙室があります。長時間のフライト前に、思う存分スパスパできます。
しかし、航空会社のラウンジを利用できる人は、VIPなのです。漢字で書くと「貴賓」です。ラウンジの入口に書いてありますので、貴賓でない人には入りにくい雰囲気があります。
空港ラウンジの会員になるには
航空会社ラウンジに入るには、入会資格の必要なANAやJALのゴールドカードやプラチナカード会員になったりマイル会員になったりすることが必要です。(ファーストクラスの人は搭乗券だけで入室できるそうですが。)
世界1000か所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスを発行する、その名もプライオリティパスという会社もありまして、ウェブで申し込みもできます。
こちらの会員は、年会費によってグレードが違うのですけど、年会費319ドルのプレステージ会員になれば、提携しているラウンジを完全無料で使えます。(同伴者は27ドル)
航空会社の会員でなくても、プライオリティパスが付帯するクレジットカードがあればラウンジに入れます。
アメリカン・エキスプレスが有名ですが、年会費1万円の楽天プレミアムカードも世界中の600箇所のラウンジで使えます。(楽天カードに別途カードを申し込む必要があります。プライオリティパスカードの申込みは無料)
クレジットカードのおまけのほうが、オトクな感じがしますね。
関空にあるラウンジはこちら。
「サクララウンジ」(JAL)「ANA LOUNGE」(ANA)「六甲」「金剛」「比叡」「アネックス六甲」「KIXエアポートラウンジ」(カードラウンジ)
VIPでもカード会員でなくても利用料を払えば入れるラウンジもあります。
KIXエアポートラウンジは、2階の目立つところにあって、きれいなお姉さんが受付カウンターで微笑んでいますので、つい飛行機に乗りもしないのに入りたくなります。
こちらは、漫画喫茶やネットカフェみたいなかんじで、料金も15分いくら、みたいなかんじでリーズナブルです。シャワーも使えます。(別料金)
ラウンジを利用するお客像
ラウンジ見学でウロウロしていましたら、ヒルトンの営業の人に声をかけられました。
案内されたのがラウンジじゃなくて、ヒルトンのタイムシェア会員になりませんかということでした。
世界中のヒルトンホテルをお得に利用できるという制度だそうで、年収750万円以上の人に声をかけているとのこと。
つまりラウンジを利用する人というのは、そういうことなんですね。
記者は、見た感じお金持ちに見えそうにもないと思うんですが、ラウンジあたりをウロウロしていたということで、誤解されたのでありましょう。
◆ 堺のT記
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