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七福人めぐり
ディープ大阪番外編、先日紹介した讃岐うどんツアーに続いての香川県、讃岐の国の話題です。
日本人は七福人が大好きです。
我が街大阪でも紹介したことのある「大阪七福人めぐり」や「なにわ七幸めぐり」をはじめ幾つも七福人巡りがあります。総じて楽しいのです、七福人巡りは。
娯楽が少なかったその昔は今とは比べ物にならない盛んな民間信仰だったと言います。えべっさんや大黒さんへのご挨拶ですから、飲み食いしながら、さぞかし賑やかなお詣りだったと想像出来ます。
ディープ大阪の七福人巡りも、その地のあれこれを楽しみながらお詣りするのが常。これだけ楽しいんですから全国各地の七福人を全て、と思ったりもしますが、一生かかってしまいそうです。
讃岐七福人
さて、讃岐の国の七福人です。
香西寺、国分寺、滝宮天満宮、田村神社、法然寺、白鳥神社、與田寺、の7つ。香川県は東西細長い日本一小さな県で、しっかりと高速道路も走ってますんで、それらを繋いでお参りすると一日でも十分讃岐の国を満喫しながらお参りが可能です。
香川県に限らず、四国という国は「八十八ヶ所巡り」が盛んなので、お詣りがものすごく気持よく出来ます。受け入れる寺社も慣れている訳です。正直、大阪で七福人回ってたりすると、めんどくさそうに相手され、叱られたりして、気分を害する事も多々あるんですが、四国ではそんな事は皆無。そして、四国の神社仏閣は立派な建物が多いなーという感想。
香西寺
香西寺はかの行基によって開創されたお寺で、四国別格二十霊場 第十九番の霊場、四国三十三観音霊場第三十三番札所、そして、讃岐七福人では毘沙門天が祀られて居ます。
山門の仁王さんが迫力満点、このお寺は、個人的にも菩提樹となるお寺で、香川に来れば必ずお詣りするお寺だったりします。
法然寺
大黒天が祀られる法然寺。
伝法然上人作の本尊阿弥陀如来立像がご本尊。重要文化財もたくさんある静かにお詣り出来るお寺です。
與田寺
東かがわ市の與田寺は四国八十八箇所総奥の院、寿老人が祀られます。
多宝塔をはじめ、仁王門に鐘楼門、四国のお寺は本当に見どころがたっぷりです。
白鳥神社
東かがわ市の白鳥神社は、大阪人には馴染み深い恵比須神が祀られます。
四万坪もの白鳥の松原は、日本の白砂青松100選にも選ばれた景勝地で、時間が許せばじっくりとその景色を楽しむと良いと思います。
境内には、日本一低い山「みやま」(3.6m)もあります。
国分寺
四国八十八箇所霊場の第八十番札所として、連日沢山の人が訪れるのが國分寺。
讃岐七福人では弁財天が祀られます。
滝宮天満宮
滝の宮天満宮は、大阪人にもお馴染みの天神さん、学問の神様として賑わう神社で、讃岐七福人としては福禄寿が祀られます。
天満宮ではお馴染みのうそかえ神事や、香川県ならではの献麺式(うどん祭り)なども行われます。
田村神社
讃岐国一宮、布袋尊が祀られるのが田村神社です。
大鳥居をはじめ、何かと派手な神社で、布袋様も黄金です。
まとめ
大阪からの讃岐七福人なら、高松道から一番西の滝宮天満宮からスタートか東の白鳥神社からスタートするのが良いでしょう。個人的には朝一番に東かがわの白鳥神社からスタートと言うのが回りやすいんじゃないかと思います。
讃岐の国なのでもちろんお供は讃岐うどんなのですが、今回は饂飩の話は「無し」です。
◆ 編集長G 記
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