大阪はラーメン屋数が全国最下位
タウンページデータベースによると、人口あたりのラーメン店の数が、全国最下位だそうで。大阪府は10万人あたり10.6店。(お隣の兵庫県と奈良県も同じくらいです。)
ちなみに山形県が10万人あたり42店で全国トップです。
人口が違いすぎますので、単純に比較していいものかどうか疑問ですが。(大阪府は880万人。山形県110万人。)
大阪のラーメン屋って、ぱっと思いつくだけでも、ラーメン横綱、神座(かむくら)、天下一品などたくさんあります。
実は横綱も天下一品も発祥は京都ですが、大阪のあちこちで見かけます。
神座は本社は奈良ですが、道頓堀が一号店ということで、大阪発祥といえます。ニラ入れ放題で私も好きです。
餃子の王将もラーメン屋に入れていいような気もします。カウントされているのかどうか、わかりませんが。
大手チェーン以外では、金龍ラーメンやら龍旗信やら、人気ラーメン店はたくさんあるように思うのですが、それでも、大阪のラーメン屋は全国的には少ないのですね。
大阪にラーメン屋が少ない理由は?
しかし、駅のうどん屋にはよく行きます。なぜならば、うどんとラーメンでは、ずいぶん値段が違うからです。
うどんは駅でも飯屋でも、200円から300円くらいのものです。肉やら天ぷらとか入れて500円くらい。
それにたいして、ラーメンって、普通に500円とか800円とかします。それだけ出せば定食が食えてしまいます。
たまに行く中華屋にもラーメンのメニューはありますが、定食のほうが注文が多くラーメンはあんまり出ないので、長期保存できないシナチクは置いてないって言っておりました。
大阪人は昔から昆布だしに親しんできているので、醤油ラーメンでは物足りず、豚骨などの濃い味は出汁の味を感じにくいという意見もあるようです。
そのあたりの真相はよくわかりません。
大阪以上にうどん文化が発達している香川県より大阪のほうがラーメン屋が少ないというのも不思議です。
私が思うに、大阪はほかにいろいろ食い物屋が多すぎて、ラーメンにかける情熱が薄いんじゃないでしょうか。
だいたい飲んだ後の締めにラーメン、という食べ方が多いような気がします。
そういえば、昔、記者が住む堺にもラーメン横丁なるものが、ベッドタウンにある駅(泉北高速鉄道光明池駅)に計画的に作られたことがありますが、あまりはやらず廃れてしまいました。
ランチや仕事帰りにいっぱい、という食べ方はなじまなかったのかもしれません。
◆ 堺のT 記
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