あまり知られていないように思うのですが、記者の住む堺市では、災害用備蓄水の販売があります。
これをふと思い出したのは、近頃頻発している火山の噴火のニュースを見たり聞いたり読んだりしたからです。
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災害に備えて飲料水を蓄えておく必要があります。
政府の発表では南海トラフ巨大地震が起こるのは30年以内ということですが、地質学者の説では10年以内なんだとか。
堺も海沿いですから、津波のおそれもあります。
臨海地帯はいたるところに海抜高度の表示があり、高い建物には避難ビルの表示があります。
ハザードマップも、東日本大震災以降危険地域が大きく塗り替えられました。行政では対策を進めていっているということですね。
しかし、個人の感覚としてはなかなか危機感を感じないのが本当のところです。
阪神淡路大震災の時はけっこう揺れましたし、古い家屋は倒壊もしましたが、あれ以来、地震も台風も竜巻も、自然災害が全然ありませんもので、堺の人間はすっかり油断しているように思います。
大規模な避難訓練もあり、スマートフォンに避難の表示がされるのですが、記者の知る人間で、訓練に参加した人は一人もいませんでした。全然やる気なしですが、これではいざという時に困りますね。
この備蓄水にしてもどこで売っているのだか、さっぱり知りません。写真は消防隊の初出式の時にもらったものなんですけど、家に帰るまでに飲んでしまいました。
災害用備蓄水を用意しておきましょう。
調べると、販売しているのは、1箱24本セット(4人家族1日分)。
水道水と同じ高度浄水処理され、アルミボトル缶に詰められた安全でおいしい水とのこと。
1箱2,592円、1人百箱まで。申し込みは堺市上下水道局総務課まで。ホームページからも注文できます。
なお、平成27年分は販売終了です。次回は平成28年になると思われます。
ちなみに記者宅では、2リットルのペットボトルが常に10本あって、古いものから飲むようにしていますので、飲水に関しては安泰です。
わざわざ特別に災害用備蓄水とされているものじゃなくてもいいですね。
避難の際は、24本入りの箱より持ち出しやすいような気もします。
災害で救助が来るまで、だいたい3日かかるという話ですので、最低3日分は確保しておくのが望ましいです。
(救助までの時間は、田舎とか都会とか、災害の規模や種類によって大きく変わると思われます。)
生活用水も備蓄しておきましょう
災害のときに困るのは、飲水だけじゃなくて、トイレもたいへん困ったというのは、阪神大震災の経験者のお話。
記者宅では、お風呂の水を流さず、次の日のお風呂タイムまで貯めているようにしております。
◆ 堺のT 記
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