大阪の夏は花火がいっぱいです。
天神祭奉納花火(大阪市都島)に始まり、岸和田港まつり花火、堺大魚夜市の花火、PL花火芸術(富田林市)、なにわ淀川花火大会(大阪市淀川区)、ハーベストの丘の花火(堺市)、緒名川花火大会(池田市)などが規模も大きく有名ですが、その他幾つもの花火で夏を満喫出来ます。
記者の自宅から近い、堺市は大浜公園の堺大魚夜市の花火を見に行きました。
堺大魚夜市の歴史
こちらの夜市は、歴史的には相当古くて、鎌倉時代に始まり、700年続いています。
8月1日に、大阪の住吉大社から堺の住吉大社まで、神輿が大和川を渡ってくる渡御(とぎょ)という行事があり、前日に漁師たちが魚を持ち寄って神前に奉納したというのが、堺大魚夜市の由来です。
堺の海といえば、現代は臨海工業地帯のイメージですが、元来漁港でありました。(今もあります。)
ということで夜市のメインは魚の競りです。
午後七時より開催で、大変賑わいます。
普段はすぐ近所の魚市場が毎日早朝よりやっておりまして、夜中に開店する天ぷら屋も名物です。→ 深夜営業の堺の天麩羅「大吉」
夜市では、お好み焼きとか金魚すくいなどの普通の夜店もたくさん出ており、お祭りムードです。
公園の広場にリングが設営され、キックボクシングみたいなのもやってました。(プログラムにはグローブ空手とムエタイ選手権と書いてました。)
オープンセレモニーには毎年、浜村淳も来られます。毎年ありがとう、浜村淳。
花火は、堺港の湾の真ん中辺りの台船から打ち上げられます。ヨットが並び、龍神女神像の立っているところです。
500円か1000円の協賛金をだすと入場整理券がもらえます。
せっかくなので、親子3人ふんぱつして2000円出しまして(保護者がいる小学生以下は無料)、いい席を陣取りました。
ここは、花火がなくても普段からいい雰囲気の場所でして、カップルのデートスポットにもいいところです。
(ちょうど満月でありました。)
花火が始まる頃には、人がいっぱいになり、身動きも取れないほどです。
花火は8時半から30分。何発上がったのかわかりませんが、30分途切れることなく延々と打ち上がり、堪能いたしました。
大浜公園へのアクセス
車なら阪神高速湾岸線大浜出口を降りたところです。
電車なら、南海本線堺駅より、徒歩10分ほど。
◆ 堺のT 記
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