江戸時代の半ば頃、京の洛北の大幸寺で、新そばの出回る頃になると、和尚自らがそばを打つというそば振る舞いの行事が始まったそうです。
代々の住職が、寺秘伝のそばを打ち振る舞うことで、邪気を払い無病息災を願う行事として親しまれたと言います。その大幸寺伝来のそばを今に受け継いだのが「そばよし」のそばで、大阪市内に8店舗を構えます。
目次
そばよし本店
今回紹介するのはそばよしの本店です。
場所柄もあるでしょうが、宴会コースや各種セット、メニューがとにかく豊富で、接待に使われる事も多いのでしょう、いつ行ってもサラリーマンの方で賑わっています。
昭和41年開店というから、結構な歴史を持つお店です。
当時は配達などもしていたそうで、この界隈の仕事先の知人などは、もう30年もそばよしの蕎麦を食べているとの話を聞きました。
格好良いエピソードだと思います、一つの店に何十年も通い続けるなんて、店も自分自身もこだわりがあって成立するものですから。
そばよしのメニュー
そばよしのメニューのほんの一部を紹介します。
もりそば
そばがとにかく好きな私は、一年中余程の理由がなければ「もり」や「ざる」といったシンプルなそばを必ず注文します。単純な理由で、他のメニュー色々よりも、好きな蕎麦をたっぷり食べたいというだけですが 笑
そばがき
そばが美味しい店では、そばがきなども頼んだりします。
セイロ飯
その他、季節の食材を使ったメニューが人気で、中でもセイロ飯は定番の名物メニューです。
セイロ飯は五目や山菜、うなぎなどと定番に加えて、月替りの季節のセイロ飯は、ディープ大阪のスタッフの女性陣たちは必ずこれを注文するほどですね。
画像は10月の月替りの、栗セイロ飯セット。サツマイモとクリがたっぷりです。
こちらはうなぎのセイロ飯です。
そばよし弁当
創業当時に提灯弁当という名前の名物弁当だった「そばよし弁当」、幕の内弁当とそばのセットなんですが、なかなかのおススメメニューです。
そばよし本店へのアクセスと駐車場情報
オフィス街のど真ん中ですが、車で移動の際も駐車場があったりしてかなり便利。
とは言え、10台ぐらいのスペースなのであっという間に埋まってしまいますんで、その時は近辺のコインパーキングですね。当然、夜の部でお酒をいただけば公共交通機関をご利用ください。御堂筋線の難波、大国町から徒歩10分程、ちょっと歩きます。
大きな獅子頭の舞台がある事で知られる難波八阪神社のすぐ隣です。実は、ここへお詣りに来てそばよしを見つけたのでした。
美味しい店を見つける方法が昔からあって、駐車場にタクシーが止まってる店は期待大。結構当たっていると思います。
◆ 編集長G 記
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2020年 2月 19日トラックバック:天一の更科 | ディープ大阪
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