すいとんというものを食べたことのある人はどのくらいいるでしょうか?
山を楽しむ1泊2日の合宿の4食の食費を、1000円以内に収めるということで、ディナーがすいとん鍋になりました。
鍋料理に入れる肉の不足を補うために、誰かのその場の思いつきで、すいとんを作ったのです。
野菜はたっぷり。主にもやしや、山からとってきた、しいたけ等です。肉はミンチとかばら肉とか、安いものを少々。
調味料はあるので予算には含まれません。
すいとんの作り方
材料:強力粉(小麦粉)、水。
ボールに強力粉と水を入れ、よくこねて、一口サイズにちぎって、まるく伸ばします。
平べったい円盤にしてできあがり。
鍋に入れて炊いて、色が変わってきたら食べごろ。
分厚くする場合は、指で型をつけて、伊勢の赤福のような形にすると火がよく通っていいんだとか。
はじめてのすいとんは、なかなか歯ごたえがあって、いけました。
あんまりお肉の代わりになるような気はしませんが、戦前生まれの人がいうには、これでも贅沢だということでした。
「芋のつるとか食っとった。」とのこと。
しかし、肉も野菜もなく、ポン酢もない、純粋なすいとん鍋を毎日食べるとなると、つらいものがあるなあ、というのが正直な感想です。
たまにはこういった料理?で、日本の歴史?を体験することもよいことかもしれません。
平成の世らしい、おいしいすいとんをお望みでしたら、クックパッドとかを見ていただければ、情報を得られると思います。
◆ 堺のT 記
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