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沖縄のやちむん
沖縄の方言で、焼き物のことを「やちむん」と呼んで、食器などそれはそれは独特な絵柄と質感が素晴らしい食器です。
彼の地へ出かける度に購入しては自宅や事務所で愛用しています。
歴史は相当長いみたいで、今は更に洗練されたデザインの物が次々と焼かれていて、次は何時いけるかなとやちむんを引っ張りだして来た際には思わない時はない、と言った禁断の食器でもあります。
やちむん通り
一大観光地である国際通りから平和通を抜けたところにある、やちむん通り。
赤瓦やコンクリート瓦、南の島の古い面影を感じるこの一帯は国際通りへ出かけたなら足を伸ばして是非立ち寄りたいおススメ場所の一つです。
ギャラリーやカフェがあり、強烈な個性の沖縄の焼き物をを体験するには持ってこいの場所だと思います。
沖縄には幾つか有名な窯元があってそれぞれが味わいのある焼き物があります、各地の焼き物を巡るツアーなんかも最近はあるようですね。
読谷のやちむんの里
もともとは、先に紹介したやちむん通り付近に窯元は集中していたそうですが、住宅が密集した那覇で焼き物を焼くには、環境的に無理が生じたそうで、多くの窯場が読谷へと移ってきたそうです。
青空と赤瓦が素晴らしくマッチしたやちむんの里の登り窯、現在、やちむんの里には19の工房があり、読谷村内にはさらに60を超える工房があるそうです。
ギャラリーなどは自由に見学出来ますし、展示販売もあって、各窯元の個性的なやちむんを購入することが出来ます。
毎年12月の第3金・土・日 に開催されるやちむん市へ一度出かけたことがありますが、リーズナブルに沢山のやちむんが買えて、大満足。機会があれば是非にとおすすめしておきます。
琉球ガラス
飲む度に沖縄が恋しくなる酒器です(笑
もともとは泡盛などはこういう酒器で飲むものだったのです。
ところが、冷蔵庫の普及と共に泡盛をロックや水割りで冷やして飲むようになり、泡盛の飲み方が変わりました。グラスが求められるようになったのですね。
ロックや水割りで泡盛を飲む器として、琉球ガラス、沖縄ガラスは外せない物になってしまいました。
戦後、アメリカ軍の基地で捨てられたコーラやビールの空き瓶を溶かして再生した際に、赤や緑の色合いと共に過程で出来る気泡が、やちむんと同じく独特の味わいをもつガラス製品となりました。
私などは泡盛や黒糖焼酎を琉球グラスで覚えたもんですから、このグラスが無ければ駄目だというぐらいに刷り込まれてしまいましたね。
◆ 編集長G 記
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