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天満大酒会
ディープ大阪一同、今年も行ってきました、天満大酒会。桜ノ宮の帝国ホテルの隣のOAPプラザの大川沿いにある広場で毎年行われるイベントです。
今年は大阪の地酒すべてが集まるんだと前売り券を買い求めた酒屋の親父が言ってましたが、確かに56種もの酒が試飲出来ると言うのは、日本酒派にとっては嬉しいイベントなのは間違いありません。
大阪は江戸の時代には天下一の酒どころと名高く、摂津・河内・和泉の三州の酒は競って飲まれたといいます。
近年日本酒離れが叫ばれるなかで、北摂の山間から泉南の海沿いまで、大阪の土地、歴史、風土が育てた「大阪の地酒」の魅力を存分に味わおうと2013年、大阪城を望む場所で「大阪酒復活」のイベントとして狼煙があがったというイベントです。
天満大酒会の楽しみ方
大酒会のシステムはなかなか面白くて、1000円の前売り券を買うと、1000円分の金券と試飲用のお猪口が貰えます。
各地酒の名が入ったレアな猪口です。試飲と言えば、ぐるぐる模様の蛇の目模様の猪口ですが、大酒会の猪口はスマイルマークの可愛い奴だったりします。
ちなみに当日券で楽しむ際には、1000円の金券に加えて300円でお猪口を購入、1300円がまず必要となります。
この金券を持って、各銘柄のブースへ行き専用の猪口で試飲する、という仕組みになっています。金券が足りなくなれば、1000円のチケットをまた買いに行く、という事が繰り返されるのでした。
枝豆などのいわゆる肴も、この金券で購入することが出来るのです。
今回の試飲銘柄リストです。秋鹿や天野酒、呉春などディープ大阪スタッフが好む、大阪の有名地酒ですが、有名無名問わず、こんなにも沢山の地酒文化が大阪にあるということに感動。
秋鹿や天野酒はやっぱり外しませんが、今年、ディープ大阪の人気銘柄、断トツ一位だったのが、「荘の郷(しょうのさと)」、泉佐野にある北庄司酒造所店の酒、純米から大吟醸まで全て評価は高いお酒でした。
太陽がてっぺん越えて木陰が無くなり、2時間も試飲した頃に退散となりました。
天満大酒会への苦言
ほろ酔い加減で苦言は幾つも出ましたね。運営側はもっとプロの仕事をしないといけません。
会場整理はもっときっちりとしなければ、何処に並べば良いか判らないし、横入りもし放題。罵り合いも見かけました。
試飲する場所も無い様な狭い会場では、これ以上のこの集まりの賑わいは無いな、とも思います。
正直、「大阪の酒はもう全部いただいたんで来年はもういいや」と言うのがこのイベントの感想だったりするぐらい、人災的な不快感を感じるイベントだったりしたのも本当で実に勿体無い。
そうこうしながら、まだまだ賑わっている会場を後に、ディープ大阪なメンバーは京橋のディープ商店街へと突撃しました。京橋のレポートはまた後日。
◆ 編集長G 記
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