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ギターデュオ ゴンチチ
「地球一番快適音楽」というキャッチフレーズで知られるギターデュオのゴンチチを、私が知ったのは、もう二十数年前だったと思います。
コマーシャルやテレビ番組のBGMなどでもよく使われていて、耳になじんでおりました。
当時は、CD派はまだハイカラな人たちが聴くものでして、私はカセットテープでアルバムを二つほど持っておりました。
最近のレコード業界ではネットでダウンロードが主流となり、CDの売上は落ちているようですが、逆に古き良きカセットテープが復活してきているとかで、時代の流れというのは面白いものであります。
チチ松村さんの大阪弁の語りが和みます
ゴンチチのお二人、チチ松村さんとゴンザレス三上さんは、ともに大阪の人で、売れてからもながらく普通にサラリーマンをしながら音楽活動をされていたようです。
現在は、パーソナリティーとしてラジオ番組を担当されていますね。
土曜日の朝9時からNHK-FMでやっている「世界の快適音楽セレクション」は、ゴンチチのお二人がジャンルまるきり無視で、面白い曲を紹介するという番組で、なかなか聞きごたえがあります。
パーソナリティーとしての語りも、音楽同様ほのぼのした非常にやわらかい上品な大阪のイントネーションで話されそれがまた心地良く感じるのです。
タレントの話す大阪弁で、私が一番好きなのが、じつはこのチチ松村さんです。(二番目に好きなのは浜村淳。)
チチ松村さんは、あんまり大阪弁を前面には出していないのですが、自然な大阪アクセントの話し言葉です。
大阪弁といえば、漫才師の毒のある語りや、ヤクザのドスのある語りが一般的なイメージかもしれませんが、もともと船場を中心とする大阪弁は商人の言葉であり、やわらかく耳なじみのいいものです。(松村さんは寝屋川ですが。)
落語の故桂米朝師匠の語りが、上品な大阪弁の代表かもしれません。(記者の知る限り)
大阪人ではないタレントが、ドラマの役で変な大阪弁をしゃべっているのはイラッときますが、自然な大阪弁は良いですね。
ゴンチチの音楽ジャンルは?
ゴンチチの音楽がどういうジャンルになるのかといえば、イージーリスニング・リゾートミュージックになるんじゃないかと思うんですが、ジャズっぽくもあり、ハワイアンっぽくもあり、ラテンっぽくもあり、クラシックぽくもあります。
CD屋ではなぜかワールドミュージックのコーナーに、ボサノバなんかと一緒に置いてあったり。
全体的に気合があんまり入っていなくて、ふわふわしたポップで楽しい感じが好きですね。
私もギターを弾いていたので、よくフレーズをなぞったりしたりしたものです。ゆるいフレーズが多くて、わりと真似できました。
複雑なフレーズは、ご本人達もテキトーに弾いているので再現できないんだとか。笑
パソコン作業のBGMにも心が安らいで、いいです。
YouTubeでメドレーがありますので流しっぱなしにしたりもしています。
◆堺のT記
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