小学生の頃、遠足だか社会見学だかで竪穴式住居跡の見学をしたことがありますが、地面に穴ぼこがあいているだけでした。想像図のパネルを見せられて、なんじゃそりゃ! と憤慨したものです。
それが40すぎのオッサンになって、竪穴式住居のカフェに訪れることになろうとは、全く思いがけないことでした。
場所は大阪府茨木市の千提寺というところです。
ずいぶん山の中です。竹林の中の急な狭い坂を下って行くと、茅葺屋根の竪穴式住居が現れまして、それが「茶房まだま村」です。
縄文時代から残っていたわけではないのですが、200年前の民家の古材を使って作っているそうです。
200年前といえば江戸時代。このあたりは隠れキリシタンの里だったそうで、フランシスコ・ザビエルの肖像画なんかも発見されたそうですね。こんなところに隠れられたら、わからんよなあーといった山奥です。携帯は圏外です。
まだま村の竪穴式住居は、みかけよりでっかくて、三和土に180人入るらしいです。イベントやライブにも使われるとのこと。
記者たちが訪れたのは平日の遅めの時間でして、10人ほどの貸切状態でした。贅沢な時間ですねえ。
オーガニックな感じのスイーツと珈琲が大変雰囲気とマッチしていて美味しかったです。
大阪府茨木市千提寺428
車で行くのがいいと思うのですが、阪急バスだと「千提寺口」下車で徒歩10分です。
まだま村 (カフェ / 彩都西駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
◆ 堺のT 記
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