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リムジンとは
御堂筋をカメラ片手にプラプラ歩いていて、思わずパチリと写したのがこちらの写真。
車がびゅーんと伸びて写っているように見えますが、スローシャッタで伸びて写ってしまったというわけではありません。本当にこのくらい長かったんです!
こういうボディの長い車をリムジンというのですね。
こんなセレブな車に乗っている人って、どんな人!?
リムジンという言葉の意味は、お抱え運転手つき高級車ということのようで、このような長いボディのをストレッチリムジンというそうです。
長いのは、定員を増やすためではなくて、揺れがすくなるようにするためと、テーブルやソファを置いて、ワインを飲んだりできるようにということです。
セレブでなければ、よほどのVIPしか乗れないクルマですけど、日本ではどなたさまでも、ちょっとお金を出せば、リムジンでセレブ気分を味わうことができます。
リムジンのレンタルサービス
御堂筋で見かけたリムジンは、ヤバい人でも乗っているんじゃないかと思って、ジロジロ見たりはしなかったのですが、どうやら大阪にあるイベント企画会社の車のようでした。
ネットを調べてみると、結婚式などのイベントでリムジンの貸出をしているサービスがあるようです。
専属カメラマンが記念撮影もしてくれるとのこと。
テレビ番組などでもよく使われているそうですよ。
レンタルリムジンの料金
1時間で2万くらいからするようで、料金はそれなりにしますが、たまにはゴージャス気分を味わうのも楽しいのではないでしょうか。
リムジンでパーティーにのりつけるとか、仲のいいお友達で乗り合わせて、リムジン女子会とか、一風変わった楽しみ方ができると思います。
8人乗りを割り勘したら、一人頭の負担は、そんなに大きくもありませんし。
思い切りドレスアップして、リッチでゴージャスな気分を味わいましょう!
リムジンって法的にどうなの?
ところで、水を差すようなことを書いて悪いですけど、リムジンのレンタルって、法的に見てどうなんでしょうか?
記者は、タクシー業界に長年おりましたもので、そのあたりは気になるところです。
レンタカーの場合は、車両を貸すだけなので、お客様が運転することになりますが、しかし、あんな長い車、バスや大型トラックの運転手でもなければ、いきなり運転するのは、難しいと思います。
車のサイズや定員によっては、大型免許も必要になりましょうし。
また、運転手付きのプランの場合、これは本来タクシーやハイヤーの扱いになると考えられますけど、そうなると、運営会社はタクシー会社ということになり、緑色の営業ナンバーであるはずです。もちろんドライバーは二種免許をもっているはず。
しかし、白ナンバーのリムジンがありますよね。あれは、どうやら法の抜け道があるみたいです。
どういうことかといますと、イベント会社、写真撮影会社が、イベントや撮影を主目的として、そのお客さんの送迎をしているだけ、つまり、料亭が団体さんの送迎をするとか、塾やスポーツクラブが生徒を送迎するというのと同じというわけです。
そして、この場合、送迎の料金はいただけません。リムジンに乗るのは、無料サービスです。
運賃ではない、サービス料をいただくという形になっています。記念撮影はオプションじゃなくて、必須です。それがリムジンを使用する主目的なのですから。
なんだか苦しいなあ。
しかし、新しいビジネスって、法的にグレーなもの、いろいろありますね。
数が少ないうちは特に問題にもならないですけど、業者が増えてきたとか、事故などの問題多発とか起こりますと、国会とかで審議されるようになりまして、規制がかかったり、新しい法律ができて正式に認められたりするのであります。
白タクの介護タクシーは認められましたが、格安高速貸切バスは規制の方向ですね。
先駆者となるか!犯罪者となるか!
最先端ビジネスはいつもギリギリ崖っぷちです。利用する側としては、自分の身は自分で守るため、補償とか安全性とかは、自分でチェックいたしましょう。
◆堺のT 記
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