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出初式(でぞめしき)とは
江戸時代の火消しによる出初め(または初出)が由来といわれる出初式は、平成の世の中にも受け継がれています。
万治2年1月4日(1659年2月25日)に上野東照宮において行われたのが最初だそうで、明治維新のあと、消防の近代化がすすんでいき、「消防出初式順序」が定められたのだとか。
出初式は消防関係者が行う仕事始めの行事です。
詳しく見ていくと、それはそれは楽しく奥深い、そして後世に残していきたい伝統行事でもあります。
出初式の梯子乗り
こちらが梯子登りの映像です。(撮影は記者)
大文字や遠見八方、鯱、鯉のぼりなど古典芸が次々と繰り広げられております。
スカイダイビングなど、今風なネーミングの技もあり、最後が「ナイアガラの滝」というのは、PL花火を彷彿とさせますね。
消防車や救助ヘリも勢揃い
出初式といえば、この梯子登りのイメージが強いですが、現代の火消しは、それだけではなく、消防車もヘリコプターも出動して、ど派手です。
マーチングバンドのパレードもあります。
記者宅の近く、金岡公園での堺市の消防署の出初式には、イメージキャラクターも出てきて子どもたちも大喜び。
消防署のイメージキャラクターは「タッシー」という、ゆるキャラです。
子どもたちは、消防隊のコスチュームを着て、タッシーと記念撮影ができます。
地震体験車にのって揺れてみたり、煙の中を手探りで脱出する体験など、いろいろできておもしろいです。
普段は見られない消防車の中身なども見学できまして、子どもたちだけでなく、マニアなオッサンも興奮できますね。
こういう体験は防災センターで常時行われていますが、マニアなオッサンはともかく、子どもたちは社会見学の行事でもないと、なかなか訪れることもないとおもいます。
身近な公園で毎年やっているというのは、ありがたいことですよ。
防災意識が高まるというものです。(3日間くらいは…)
市のイベントは無料で参加できます
こういった行政絡みのイベントのスケジュールって、市の広報に載っていることが多いです。
独身時代の記者は、市の広報なんて見たこともありませんでしたが、子供ができてからは結構見ることが増えました。
なんといっても無料の行事が多くて助かります。地元なので交通費もかからないし。
子供も大きくなってきたら、USJだのディズニーランドだの、高度な要望がでてくると思うんですが、毎度そんなところにいっていると、万札がぶっ飛んでいきます。
小学校に上がるまでくらいなら、このくらいのイベントでも十分喜びますよねえ。
将来を見据えて、ちょっとずつグレードアップしていかねば、と思う今日このごろなのです。
◆堺のT 記
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