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難波神社の情報
御堂筋沿い、心斎橋と本町の間にある難波神社は、こじんまりした感じのある神社ですが、仁徳天皇を祀っているという由緒ある神社です。
仁徳天皇陵といえば、堺市にある世界最大の古墳でありますが、神社にも祀られていたとは驚き。
創建は反正天皇と伝えられているそうで、もともとは松原市にあったのが天慶6年(943年)に天王寺区上本町に移り、慶長2年(1597年)現在の場所に移ってきたとのこと。
昭和20年(1945年)に空襲で焼けて、昭和49年(1974年)に再建されました。
仁徳天皇や、反正天皇というと、堺市の百舌鳥古墳群でおなじみでして、その昔は、近畿の治水工事をしたりと平和に統治されていたという話ですね。
民の困窮を憂いて、三年間免税とし、自分も質素倹約をしておられたとか。
仁徳天皇が、かまどから上がる煙を見て、民の暮らしを慮っていたという有名な歌があります。
高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどは賑ひにけり
世界最大の古墳の建設も、公共事業として経済的効果があったのかもしれませんね。
奴隷の苦役として、ビシバシとムチを振り回して作らせた、というものではなかったでしょう。だからこそ神社で祀られ親しまれているのでありましょう。
難波神社の前の通りは、人通りが多いためかお参りの人も多く、毎月、工芸品やアート作品などのフリーマーケットが開催されて、賑わっています。
難波神社へのアクセス
現在は6車線一方通行の御堂筋が、難波神社の目の前を走っております。
御堂筋沿いのすぐ南側に、広いコインパーキングがあります。
電車で行くならば、大阪地下鉄御堂筋線の心斎橋駅か、本町駅が近いです。
近所にはフェラーリやマクラーレンといった高級車のお店がたくさんあります。
御堂筋を渡って、東側の筋は、心斎橋筋商店街でして、大丸百貨店などもあり、大変賑わっております。
ミナミにお買い物にこられたついでといってはなんですけど、せっかくですからぜひお参りを。
◆ 堺のT 記
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